孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

たかまつなな 笑下村塾代表 YouTuberで「シルバー民主主義」と威勢の良いことを言うが 全く「リアルな政治」と乖離した戯言に過ぎない

先週の「朝まで生テレビ」を見ていたら、たかまつななが出演していた。今回は、三浦瑠璃が欠席で、たかまつななが、若者代表として、発言していたが、優等生的な事ばかり言うので見ていて腹が立って仕方がなかった。たかまつななは、元NHK職員で、現在は、笑下村塾代表、YouTuberで政治問題について発信している。笑下村村塾は、吉田松陰の「松下村塾」をもじって付けたのだろうが、あまりにもふざけたネーミングである。少し前に、橋下徹と対談した時に、「シルバー民主主義」の弊害を指摘した。そして、「余命投票制度」という制度を提案した。たかまつななは、次のように語った、「若い人の意見が通ることがすごく大事だと思っている。たとえば、自分が70歳だったら、UberAirbnbみたいな新しいものは要らないと思うはず、でも28歳の私は、もっと世界中にあるものを日本は導入しなければならないと思う。若い人が選挙にもっともっと行ってくれれば影響力が大きくなるが、人口比から考えれば限界がある。そこで、一人一票制の原則を変えて、日本の平均寿命から、投票する人の年齢を差し引いて分をポイントにする。たとえば、平均寿命が100歳だったら、28歳の私は、72ポイント。若い人に向けた話をしないと選挙に通らなくなる」と。たかまつななは、若い人が政治に関心を持っている前提で話をしている点で間違いを犯している。確かに、「意識高い系」の若者は、当然選挙に行くだろう。しかし、今の若者の大半は、「自分の半径3m以内」の事しか関心がない。そうした現状を視野に入れていない。また、たかまつななの考え方は、「若い人は、不利益を被っている。高齢者は、優遇されている」というトンデモナイ発想である。生活保護を受給して、夫の介護に苦しんでいる最下層の人たちの存在など、たかまつななには想像できないに違いない。また、政治の世界は、以前として「派閥の論理」で動いていて、たかまつななが主張しているような制度は実現不可能である。「外国に行ったら、どうのこうの」と自信満々に発言している、たかまつななを見ていると、どこまで能天気な人間なのかと辟易した。