孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

「餃子の王将」黒幕の名前と浮上してきた 部落解放同盟の上杉佐一郎の異母弟の上杉昌也 美空ひばりとも親交が深い 「同和タブー」を野放しにしてきたメディアの功罪は大きい

王将フードサービスの大東隆行さんを殺害したとして、工藤会系幹部の田中幸雄が逮捕された。現場の遺留品から検出された、DNAから地道に捜査を続けて、犯人特定に結びついたとして、京都府警の地道な捜査を礼賛する声には疑問を感じてならない。これほどの捜査に9年も費やすのは、とても優秀な捜査とは言い難い。昨年、工藤会のトップに死刑判決。ナンバー2に無期懲役の判決が下されたことと無縁ではないだろう。聞くところによると、今回の逮捕に踏み切ったのは、大阪高検刑事部長に就任した上野正晴検事による所が大きいという。上野正晴は、かつて福岡地検小倉支部で、工藤会の壊滅に向けた頂上作戦の指揮を執った人物であった。そして、2018年に京都地検に異動になったことで、状況が一変した。工藤会田中幸雄は、ただのヒットマンに過ぎず、背後に指示した人物がいることは誰の目にも明らかであるが、今後一刻も逮捕するべきだと思う。黒幕と浮上してきたのは、上杉昌也。部落解放同盟の故上杉佐一郎中央執行委員の異母で、ゴルフ場経営者。餃子の王将の創業者である加藤朝雄氏からの付き合いで、新規出店時の役所の交渉や、暴力団が絡んだトラブルの際に力を貸してきた。週刊新潮の取材によると、上杉昌也の所に、2014年に京都府警捜査1課の警察官2人が、訪ねてきて、「上杉さん、王将の犯人は、あんたしかおらんのや」と迫ってきたと証言している。1990年代後半の住専問題で、上杉昌也の会社も大口融資先として住宅金融債権管理機構から、50億円の返済を求められていた。その際に手助けしたのは、創業者の次男で財務担当専務の欣吾氏だった。上杉昌也は、このように、餃子の王将に食い込んでいたのである。上杉昌也の異母兄である部落解放同盟の上杉佐一郎は、差別された人々に対する「人間解放」と神格されたが、裏の顔もあった。餃子の王将の創業者加藤朝雄氏とも親しく、王将が、餃子の店を全国に開いた時に、300億の資金をメガバンクから調達している。京都の闇社会に詳しい「不動産ブローカー」によると、「部落解放同盟のハンコさえあれば、税金フリーパスだった。京都の財界人も多かれ少なかれ世話になった」と証言している。神格化された上杉佐一郎を痛烈に批判した人物がいる。その名前は、野坂昭如氏だ。1987年2月26日に、上杉佐一郎の出版パーティーが、東京のホテルニューオータニで開催された。招かれた野坂昭如氏は、次のように語った、「解放同盟というものは、もっと地道な活動をするところだと思っていた。めでたい席で、野暮は承知で言うのだが、こんな一流ホテルで、23万円の会費を払って盛大なパーティーをやることと、部落解放同盟がどこでひっつくのか、今部落解放同盟が抱えている問題は、こんなところで、酒を飲んで解決するものではないはずだ。ちょうどいい機会だから、議論をやりましょう。僕の言っていることに、文句のある人は、上がってきて対決しましょう」と。泣く子も黙る部落解放同盟に喧嘩を売る野坂昭如氏の反骨精神には改めて感心させられる。伊達に「焼け闇市派」と呼ばれてはいないことを再認識させられた。私は、野坂昭如が好きで、この発言は本当に正鵠を射ていて、氏のセンスが発揮されていると思う。「同和利権」については、共産党系の一ノ宮美成、寺園敦史といったジャーナリストが一連の書籍で追及してきた。部落解放同盟という絶大な権力をもっと組織が持つ醜悪な面について。メデイアの大半は、「部落解放同盟」に糾弾されることを恐れて、「タブー視」してきた。今回の餃子の王将の射殺事件もそうした延長線上にあることは間違いないだろう。