孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

武田鉄矢 暴走老人 何でも語りたがる傍迷惑な存在 中尾彬の「TBSで先生の役を演じているあの男何なんだ」は至上の名言

11月13日の「ワイドナショー」で武田鉄矢が、西川貴教の話を強引に遮ったことが、ネットで話題になっている。問題となったのは、西川貴教が、若者の政治参加について、米国と比べて、消極的なので、「言いたいことがあれば、SNSだけでなく、もっともっと発言するべきだと思う」と話している際中に、武田鉄矢が急に「すみません。ひとつ、海の向こうに聞いていいでしょうか」の別の話をしようとして話を遮った。武田鉄矢ならやりそうな話であって、そう驚くべきことではない。武田鉄矢が、毎朝出演しているラジオで、「今朝の三枚おろし」という番組がある。私は、良くこの番組を聞いているのであるが、武田鉄矢節炸裂で、ある意味面白過ぎるのである。まず、武田鉄矢が、自分が読んだ本について能書きを言う。ご存じの通り、武田鉄矢と言えば、芸能界きっての読書家である。自分が、どれほど多くの、それも難しい本を読んでいるかを自慢する。それも、「3年B組金八先生」の先生役に成りきって、子供たちに教えるように、その本の中身をリスナーに訴えかける感じが、ある種の「ネタ」としては、最高に面白い。また、水谷加奈アナウンサーに対して、「加奈」と慣れ慣れしく話かけるのであるが、武田鉄矢独特のあざとさを感じてならない。武田鉄矢は、金八先生が当たり役であり、善人のイメージが非常に強い。しかし、役柄と私生活は、全く乖離したのものであるようだ。武田鉄矢は、「関西ローカル」の番組に出演しないことで有名である。武田鉄矢自身が、関西が嫌いなのが原因だろうが、仮に出演しても、関西人受けしない所がある。以前、中尾彬が、「TBSで先生の役を演じているあの男何なんだ」と苦言を呈したことがあった。歯に衣着せぬ物言いで有名な中尾彬は、人間観察に長けている。この発言は、武田鉄矢の正体を一言で言い表していて、至上の名言だと私は思う。恐るべし中尾彬である。武田鉄矢については、賛否両論あるが、やはり何十年経っても、「金八先生」のイメージを貫き通す意味では、ある意味で稀代の名役者ではないだろうか。