孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

22年間「心の底」から笑った日がない私 うつ病とか「心の病気」ではない 「空虚」さを抱えて生きて来た このまま50歳になるのかと思うと居たたまれない

私は、大学入学した、2000年から、「心の底」から笑った日がない。生まれついての性格は、明るく、高校時代も、クラス内では、少しばかり人気があったような気がする。しかし、大学入学と同時に、やることなすこと裏目に出て、段々と、心に鬱屈を抱えるようになった。精神医学の書物などを紐解くと、こういう事は、よくあることで、多くの精神科医は、青年期に発症しやすい「統合失調症」と診断すると書かれてある。あるいは、一過性の鬱病やその他の精神疾患と。しかし、私の場合は、またったく異なる。「統合失調症」には、派手な「妄想」や「幻覚」がない、陰性症状というものがある。「陰性症状」は、精神科医でも識別するのが難しく、度々「誤診」が生じる。ただ、「顔の表情」から識別できるのではないかと、私は、考えている。つまり、「妄想」や「幻覚」がなくても、以前と打って変わって、様子が変わっていたり、奇妙な言動を取って、周囲を幻惑させたりと。つまり「人格の崩壊」が起き始めるのが、統合失調症の「陰性症状」ではないだろうか。精神医学の本をつまみ読みしただけで、「何がわかるのか」と精神医学に携わる人たちからお叱りを受けるだろうが。また、私は、人が、「うつっぽい」と言っているのが、よく分からない。そういう人たちは、「うつ病」の正確な定義を理解して発言しているのか甚だ疑問である。「うつ病」も、脳内の伝達物質が関係している。そのために、「脳に働きかける」薬物を投与する治療が施されている。その結果、「うつ病」から解放されて、元気になる人もいる。しかし、その一方に、薬物治療だけでは、回復しない人も少なからず存在する。こう考えると、精神医学など、厳密な科学ではないのではないかと思えてならない。「人の心」と「脳」の関係は、まだまだ「未知数」であるということだ。私自身は、22年間、「生きてこれたなぁ」と不思議な気持ちである。しかし、歳月を無駄に過ごして来たこと後悔する日々である。「何も成し遂げていない」「充実した青年期をすべて無駄にした」など様々な思いが錯綜して、斬鬼の念に堪ええない。20歳代、30歳代と、束の間に歳月が過ぎ去った。40歳代もあっという間で、50歳になるのかと考えると、居たたまれない。「何かを成し遂げなければという」焦燥感に駆り立てられるばかりだ。