孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

火曜サスペンス劇場 高林鮎子シリーズ お互い「好意を寄せ合っている」のを匂わせる 橋爪功と眞野あずさの大人な関係 

火曜サスペンス劇場の再放送で、「高林鮎子シリーズ」を見たら、結構面白いのである。主演は、眞野あずさ演じる女弁護士。眞野あずさと言えば、最近は、行方不明になっていたが、「セレブン婚」していたことが分かった。このシリーズは、「鉄道マニア」が喜ぶような、「時刻表」を中心に犯人の「アリバイ」を崩していくパターンを取る。「鉄道マニア」というのは、「時刻表」を読むだけで、幸せらしい。このドラマでは、犯人が、犯行当時にどのようにして「犯行現場」に存在していたかを「時刻表」を主人公の眞野あずさ橋爪功が謎解きをしていく。そして、「弁護士事務所」の代表を丹波哲郎が演じ「ボス」と呼ばれている。「火曜サスペンス劇場」でシリーズ化するドラマというのは、ある種の「ワンパターン」化したものが多い。「お約束の見せ場」があり、視聴者は、安定して見れるのだろう。しかし、馬鹿にしてはいけないのは、そうした「ドラマ作り」がいかに難しいことかということだ。「シナリオ」を書く上で、視聴者を飽きさせない要素をふんだん入れるのは相当に「テクニック」が必要とされる。また「演出力」も確かなものでなければならない。このシリーズを監督しているのは鷹森立一という監督である。東映の映画監督であるが、あまり有名ではない。しかし、結構「アクションもの」の名作を撮っている隠れた「巨匠」だと私は思っている。「高林鮎子」シリーズで私が気になるのは、眞野あずさ橋爪功の「微妙な関係」なのである。眞野あずさは、橋爪功のことを「しんぺいさん」と呼ぶ。その言い方が、妙に「色っぽく」てただの「仕事上の関係」を超えた何かを感じさせるものがある。橋爪功は、下心を持っているのであるが。眞野あずさの方は、わざと相手にしない素振りを見せる。この「微妙な関係」を見てて、私は「大人な関係だなぁ」と感心してしまうのである。やはり橋爪功は、「芸達者」で「日本を代表する名優」である。眞野あずさは、将棋の米長邦雄と噂があった。案外、「年上のおじさん」が好きなのではないだろうか。