孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

噂の真相のような過激な雑誌がない時代 右翼に襲撃されて アリキックで反撃した 岡留安則編集長の反骨精神 警察タブー 皇室タブー 同和タブーに挑戦し続けた

週刊誌が全く面白くない。「文春砲」と呼ばれる週刊文春が果敢に権力に対峙しているが、私としては物足りない。かつて「噂の真相」という雑誌があった。2004年に廃刊したが、警察タブー、皇室タブー、同和タブーなど巨大な権力と闘い続けた。名誉棄損の訴訟を何件も抱えていた。編集長の名を岡留安則という。岡留安則氏は典型的な全共闘世代で、法政大学在学中には学生運動にも関わった。同じ学生運動仲間に糸井重里がいたが、後に岡留安則氏は「噂の真相」の紙面において批判するようになった。糸井重里の変節ぶりが余りにも目に余るものがあったのだろう。糸井重里に限らず、全共闘世代というものは非常に計算高い面がある。現在売れっ子の田崎史郎学生運動の闘士であったが、今では権力べったりである。田崎史郎の場合はメディアに身を置いたことが、理想論だけでは世の中は済まされないというふうに汚染されていったのではないだろうか。「噂の真相」が素晴らしいのは、声高く「正義」を掲げないところだ。朝日新聞などはもっともらしい「正義」を主張し、その内実は権力に迎合するという言動不意一致の振る舞いが甚だしい。「噂の真相」は芸能人の下ネタも政権批判も同列に見做し、報道し続けた。長い歴史の中で岡留安則氏は何度も危険な事態に遭遇した。再三「右翼団体」からの抗議を受けた。とうとう最後に右翼団体の数名の構成員から襲撃されることになった。その際岡留安則氏は、「アリキック」をかまし右翼に反撃したことはあまりも有名な話だ。この岡留安則氏の「反骨精神」と「侠気」。宮崎学氏は大絶賛したという。岡留安則氏の凄いところは、どんなに親しい間柄であっても、噂の真相の「一行情報」にスキャンダルとして書いたことである。そこに「プロのメデイア人」としての矜持を感じてならない。馴れ合いや忖度を嫌い、公私混同をしない姿勢は岡留安則氏の「美意識」ではなかったか。私は1981年生まれで噂の真相の絶頂期をリアルタイムで知らない。しかし高校生ぐらいから噂の真相に惹かれて、買っていた。岡留安則氏のような不世出なメディア人はもう現れないだろう。