孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

「工場では高卒レベルの人が働いている 頭の良い人が来るわけではない」と発言した 上越市 中川幹太市長 過去にも差別発言 何故問題にならないのか?

上越市長の中川幹太市長が企業誘致について市議会で「工場では高卒レベルの人が働いている。頭の良い人が来るわけではない」と発言したことが差別発言として問題になり、謝罪した。しかし中川幹太市長は「多様な人材が必要」ということを言いたかったと弁解した。工場で働く人が高卒レベルの人というのはおよそ時代遅れの考え方でもある。現代においては働き方の多様性が当たり前になっていて、工場勤務がメインの仕事ではなく、他の仕事とかねて「wワーク」として工場で働いている人も多い。また自分の夢を追い求めて、アルバイトとして工場勤務を選んでる人もある。そういう人は高学歴である。地方では企業誘致が盛んになっている。そうした地方公共団体の首長はとかく東京の企業にゴマをする傾向がある。それと同時に地方に進出する企業。特にIT系企業やベンチャー企業の若手社長なんかも地方に人間を馬鹿に仕切っていることが非常に多い。「田舎の人間」を採用してやってやるという傲慢さがある。そもそもIT系の若手社長やベンチャー企業の社長には鼻もちならない奴が多い。そういう奴に地方公共団体の首長がゴマをすらなければならいほど地方が衰退しているのが日本の経済の実態である。中川幹太市長は過去にも問題発言をしている。特定の高校を名を上げて、「偏差値がある高校より低い」と発言した。中川幹太市長の言いたいことは分からなくもない。地方の高校のと東京の高校のレベルでは格段と偏差値も違ううえに、生徒の勉強への取り組み方ややる気に格差があるからだ。東京一極集中。地方のトップレベルの高校の生徒を見ていると、ほとんど大学受験に向けて勉強せず、チャラチャラしているのだ。何故ならば、大学全入時代で、選り好みしなければ、どこの大学でも入学できるからだ。そういう意味で中川幹太市長が言ったことは噓ではない。しかし公共の場で発言するべきでなかった。それにしても地方の市長が問題発言することが非常に多い。しかし糾弾されずに済んでしまう。中川幹太市長も今後のうのうと政治家として活動していくだろう。