1986年11月に、日本共産党国際部長の緒方靖夫氏の自宅の電話が盗聴される事件が発生した。緒方靖夫氏の自宅から、100m離れたアパート「メゾン玉川学園」にアジトを設置して電話を盗聴していた事実が判明する。緒方靖夫氏と共産党は、被疑者不明のまま東京地…
「道徳」を科目化するなどは、本当に馬鹿馬鹿しいことである。右派が、美しい日本人などという形骸化された文言を声高々に主張することに対して嫌悪を感じてならない。ましてや「教育勅語」などを美化する人がいるのだから驚きを通り超して、笑いが止まらな…
様々な事件が起きるたびに、twitterで意見を言う者が今の時代である。ただ、このtweetを見ていて感じるのは、あまりにも見解が浅く、皆が同じ意見に一致することだ。一つの事件に対して、斬新な視点で論じたものがほとんどない。どれもこれも、新聞発表やネ…
先日、「芥川賞」と「直木賞」が発表された。どれもこれも、読みたい作品ではない。どうも最近の「芥川賞」と「直木賞」に選ばれる作品が、くだらないように思えてならない。かつては、もっと重厚な作品が選ばれた。一説によると、「芥川賞」と「直木賞」に…
「無用の用」という言葉があるが、一般的に社会の役に立たない人が別の意味で有用な役割を果たしているという漠然としたものである。ただ、この言葉は、ある特殊な才能を持った人を褒めたたえる時に使うことがある。例えば、社会に適応できなかったり、身の…
2018年に、杉田水脈が、「LGBTには生産性がない」という趣旨の問題発言をして、社会的に話題となった。そもそも、杉田水脈や極右の面々が主張していること自体馬鹿げたことで、いちいち反応していたら相手の術中に陥るだけである。この杉田水脈発言で一番得…
私のこの社会に適応できない性格は、幼児の頃から形成されたもので、もうどうすることも出来ないと最近思うようになった。「3歳神話説」は、精神医学においては、間違った考え方であり、ただの俗説であるという学説が主流であるが、私は、あながち汎用性のあ…
今の社会を見ていると、それほど実力も才能もないような人間が小回りが利き、実力者にゴマをすって、幅を利かしているように思えてならない。一方、本当に才能も実力もある人間が、不遇をかこっているのが現実ではないだろうか。「ボクシング」で喩えれば、…
昨日の「アメトーーク」が非常に見応えのあるものであった。最近の「アメトーーク」は、家電大好き芸人などくだらない企画ばかりで嫌気がさしていた。しかし、昨日の「アメトーーク」は、デビューから30年で吉本興業NSC11期生の同期の芸人である、中川家、陣…
私は、42歳になる「現実の自分」をいまだ直視できないで懊悩する日々が続いている。振り返れば、思春期の頃は、自分というものが「何物にでも」なれると思っていた。進学校に通っていて、勉強も出来て、優等生であったからである。しかし、あれから20余年…
昭和22年5月20日福岡県で、中国人と日本人の2人の男が殺害された所謂「福岡事件」。この事件は、軍服をめぐった「闇取引」が絡んだもので、警察当局は、西武雄を主犯に、石井健治郎を実行犯に、その他の男を含めて計7人を逮捕した。警察が、作った筋書きは、…
人間は、自分より不幸な境遇にいる人を見て自己満足あるいは、安心する生き物であると思う。テレビや本などで、先天的な難病を抱えて生まれてきた障害のある方や余命いくばくもない病気で苦しんでいる人たちを見て、心密かに優越感を抱くものである。「自分…
私の人生はあまりにも過酷であると思う。何をやっても、上手くいかない。順調良く事が運んでいたさなかに、予期せぬアクシデントに見舞われる。自分のいたらなさや自己の脆弱性を責任転嫁するつもりは毛頭ない。以前、私がスピリチャルなことや「占い」には…
2021年の3月に長崎県警の女性警部47歳が長崎新聞の記者に捜査情報を漏らしたとして、地方公務員法違反で書類送検された。女性警部は、停職6ヶ月の懲戒処分を受けたが、依願退職した。女性警部は、2020年2月から10回にわたって、男性記者に捜査情報を提供した…
私は、映画やテレビドラマが好きで、趣味の域を超えている。かつては、映画の世界にあこがれたが、夢を断念せざるを得なかった苦い思い出がある。私のような自己主張の強い人間は、「映画業界」には絶対向いていないだろう。しかし、かつてのように日本映画…
私は、どうも浮世離れした人、あるいは世間知らずの「おめでたい人」と周囲から勘違いされる傾向がある。しかし、実際の私は、真逆であり世間の人が思っているような人間ではないと断言できる。 私自身の生活史を振り返ってみると、非常に複雑な性格である。…
どうも最近の若い男たちを見ていると、関西弁で、「ええかっこしい」の男ばかりになった気がしてならない。所謂、「ハイスペック」と呼ばれる男子も、私から見ると、中身のないくだらない男でしかない。これは、ひがみ根性で言っている訳ではない。一流企業…
川田裕美が和歌山大学の経済学部に在籍していた時のゼミの教授は、足立基浩という。足立基浩は、鈴木貫太郎の子孫である。かつては、地元のメディアに出演していた。しかし今は、活躍の場を広げ、吉本興業に所属して、関西のテレビ局にまで出演するようにな…
私は、今年42歳になる。江戸時代の武士の世界では、家督を長兄に譲り、自分は、楽隠居という年齢である。もう「立派な中年」にもかかわらず、私には、その実感が全くない。おそらく、精神年齢が低いのか、成熟した「一人前」の大人になり切れていないのだろ…
「修羅場の人間学」、春日原浩という本を読んだ。この本は、作家阿佐田哲也が残した言葉を長年付き合いがあった編集者の春日原浩氏が厳選して、エピソードとともに、解説したものである。作家阿佐田哲也は、麻雀小説で有名であるが、今の若い人はほとんど知…
今は、そういう事が行われていないだろうということを念頭にこの記事を書く。先日、朝日新聞を見ていると、智弁和歌山高校の教師たちが、共通テストで生徒たちにエールを送るという記事で某国語教師の名前を目にした。この教師、私が通っていた20年以上前…
濁世という仏教用語が頭から離れない。確か、ラジオか何かで、五木寛之が「濁世」という言葉の意味を説明していたのだが。五木寛之は、仏教的なことを語るのが好きである。そうした関連の書籍も数多く執筆していて、それなりに「仏教」に関心があるのだろう…
2021年衆院選挙で、岐阜5区から「立憲民主党」から、全国最年少の25歳で立候補した今井瑠々が、13日岐阜市内で会見を開き、鞍替えした「自民党」で4月の岐阜県議選に立候補することを正式に表明した。今井瑠々は、「政策を実現していくには、自民…
何時の頃からか、笑うことを忘れてしまった。その代わりに、「怒る」ことが私の生活の中で根付いてしまった気がしてならない。テレビを見ていても、くだらない内容に「突っ込み」を入れ、街の中で見かける、非常識な人間に対して腹が立ち、あるいはもっとレ…
私は小さい頃から、一つの事に集中すると、前屈姿勢になり、全身から炎が出るかのごとくその物事に入り込んでしまう癖がある。小さい頃の思い出として、いくつか挙げられるのは、まず、「パズル」が得意であったこと。パズルのピースを埋めていき、完成させ…
実際にやってもいないのに犯人に仕立てあがられて、刑務所に服役後に、真犯人が表れて、身の潔白が証明されるという事件が実際に発生している。それは、氷見事件という。富山県氷見市で、2002年4月8日にタクシー運転手であった柳原浩さんが、業務中に突然訪…
成人式が各地で行われた。私は、成人式に行かなかったが、成人式での若者たちのやりとりは、そう昔も今もあまり変わっていないように思えてならない。どういう事かと言うと、自分が、子供の頃と違って、「イメージチェンジ」をしたことを互いに自慢しあう場…
昨日、必殺仕事人が放送された。録画して、見かけたが、オープニングのナレーションを聞いた段階で、チャンネルを早送りしてしまった。シナリオも酷いもので、「必殺シリーズ」特有の現代の社会問題を盛り込むという手法を真似たのかもしれないが、「コロナ…
「人の心は移ろいやすい」という言葉がある。「徒然草」に出てくるが、現代でも通用する普遍的な言葉だと思う。人間関係において、最初に出会った頃と同じように付き合い続けることができないこともある。それが、裏切りであったり、態度の豹変であったりす…
人間の人生は、他人がとやかく言えるほど単純なものではない。テレビのドキュメンタリーなどを見ていると、作り手が、波乱万丈の人生を送った人間を取り上げる時に、答えは、視聴者の受け止め方にあるという手法を取ることが多い。難病で苦しんで、夭折した…