孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

可愛かずみ 32歳で飛び降り自殺した女優 タモリも山田邦子も「良い子と」太鼓押し 「日活ロマンポルノ」出身であったため テレビドラマの撮影現場でいじめられたことが原因 芸能界は陰湿ないじめが跋扈している!

1997年の5月に可愛かずみという女優が飛び降り自殺した。まだ32歳であった。可愛かずみと聞いて知らない人が多いだろう。私の世代でも知っている人はその頃良くテレビを見ていた人ぐらいではないだろうか。可愛かずみは日活ロマンポルノ出身であった。後期の日活ロマンポルノの女優である。日活という会社はもともと石原裕次郎小林旭そして渡哲也の「アクション映画」を大量に制作していた。しかし映画業界が斜陽になった1970年前半に「ロマンポルノ」を制作せざるを得ない状況に追い込まれた。プライドの高い映画人は日活株式会社を辞めていった。中には、生活のために「ロマンポルノ」であっても「映画づくり」に変わらないと思い、残った人たちもいた。そんな人たちが活動屋魂を発揮して、日本映画史上に残る名作を生み出した。今度は1980年代になるとそうした「日活ロマンポルノの名作」を撮った映画監督は有名になって、日活を離れて、一般映画や二時間ドラマを撮るようになった。そのため1980年代の「日活ロマンポルノ」は質が著しく低下していった。その最後の時代の女優が可愛かずみや美保純である。可愛かずみは日活ロマンポルノ出身の女優として他の女優たちから蔑まれた。撮影現場で露骨な嫌がらせを受けて、可愛かずみ精神安定剤を手放さなくなるほどまで追い詰められていった。「セリフ」を言う時には緊張して、精神安定剤を飲んでからでないと、言えないようであった。映画やドラマを見ている私たちは「華やかな世界」に憧れる傾向がある。しかし実際は陰湿ないじめや嫌がらせが横行しているのである。宝塚の女優が自殺したが、特に宝塚はいじめが多い。女の園で何が行なわれいるか想像力の豊な人であれば察しが付くはずである。タモリ山田邦子可愛かずみを「良い子」と太鼓押ししているほどである。タモリの言うことなら間違いないだろう。可愛かずみは美保純のように逞しくなれなかったのだろう。芸能界は陰湿ないじめが横行している世界である。その中で生き残っていくのは、やはり鋼のメンタルが必要なのではないだろうか。