2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧
今日の毎日新聞に、オンライン婚活を利用する男性会社員の記事が書かれている。この記事を書いた記者は、馬鹿ではないかと思う。コロナ渦で、若者の結婚願望が、高まっているそうである。リクルートグループのブライダル総研の調査では、もともと恋愛・結婚…
戦後の冤罪事件の中で、福岡事件は、あまり知られていない。白鳥事件、財田川事件は、「疑わしきは被告の利益に」という判決によって、再審の門が開かれる契機を作った。しかし、この福岡事件には、隠されたドラマがある。事件は、昭和22年5月福岡市の路上で…
致知出版社の本が、相変わらず売れている。最近では、「1日1話読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書」が、話題となっている。致知出版社の本は、主に政財界で活躍する人や、中小企業の社長を対象としている。あるいは、そういった成功者の体験を有難…
岐阜市で、昨年3月路上生活していた、渡辺哲哉さんが襲われ死亡した事件で、傷害致死の罪に問われた元少年2人の裁判員制度の判決が、25日に岐阜地裁であった。出口博章裁判長は、「面白半分で投石して、スリルを楽しむことを繰り返していた」と述べ、当時会…
その名の通り、成人してからも実家で、過ごす大人たちのことである。もちろん、ひきこもりの大半が、含まれるだろう。しかし、最近の社会事情を考えると、様々な事情をを抱えて実家で、年老いた両親と一緒に生活を共にしているケースが多い。生涯未婚率が、…
「人は見た目と言うけれど」外川浩子著とういう本が出版された。私は、まだ読んでいない。著者は、マイフェイス・マイスタイルという見た目問題のNPOを主宰する代表である。著者自身は、障害があるわけでもないが、赤ん坊の時にやけどを負って顔にあざが…
滋賀県警の男性警視が、警察庁に出向中、元同僚の女性が、男性警視からセクハラや女性蔑視の発言を繰り返し受けて、抑うつ状態を繰り返しなったとして、警察庁が、国家公務員災害法に基づく公務災害に認定していたことが、22日までに分かった。ちなみにこの…
共通一次、センター試験、そして今年の大学入試共通テストと呼び名を変えただけで、実質的には、大きな変革がなされたとは、言い難い。大学受験を真面目に勉強した記憶がないので、あまり声高く言う資格がないのは分かっているが、言わずにはいられない。思…
春日太一氏は、今や売れっ子作家である。週刊誌の連載も掛け持ちして、本も書く度に、ある程度部数を稼ぐことができる。メディアの露出も多く、自信過剰な態度をとられている。根拠のない自信は、無知からくるものではないかと思う。時代劇研究家という肩書…
大阪府警の生活安全部少年課の男が、大阪市内のホテルで女性を盗撮し、軽犯罪法違反で逮捕された。調べによると、警部は、20日午後、大阪中央区のホテルで風俗店従業員の女性から性的サービスを受けている様子をスマートフォンで盗撮した容疑である。今週は…
酒乱の父親の家庭内暴力、母親の新興宗教、いじめ、壮絶な人生と表現するのは、陳腐かもしれないが、著者の人生は、読者を圧倒させる。思えば、著者のような、中年男は、日本全国を探せばいくらでも存在するだろう。本書では、「ひきこもり」と「ニート」が…
覚醒剤を使用したとして、覚醒剤取締法違反の罪に問われていた被告の判決で、名古屋地裁は、「採尿前に警察官が、被告に提供した覚醒剤に飲料を混入した疑いを排除できないとして」無罪を言い渡した。また警察官に逮捕後、現金を渡していたことも認め、捜査…
東京オリンピック、パラリンピックの閉会式の演出を統括するクリエイテブディレクター佐々木宏氏が、渡辺直美さんの容姿を侮蔑する不適切な演出案を発案していたことが、非難されている。これを報じたのは、「週刊文春」である。今や、文春砲と呼ばれ飛ぶ鳥…
最近は、街の本屋の形態が様変わりし始めた。従来のような本屋では、とても商売をやっていけない。若者の活字離れも甚だしい。何よりも出版業界の脅威となってるいるのは、Amazonという巨大企業である。Amazonで手に入らない本はほとんどないとも言ってよい…
日野町事件の第2次再審請求の即時抗告審で、弁護団は、阪原弘死刑囚自の自白と矛盾する鑑定書を提出した。日野町事件は、昭和59年酒店の女店主が、殺害され、翌年、遺体が、市内の宅地造成地で発見された事件である。警察は、常連客の阪原弘さんを逮捕した。…
斎藤幸平著の「人新世の資本論」が、大変売れている。若き俊英で、大学の准教授である。猫も杓子もこの本を読んでいるような気がする。私の近所のピントのずれた自称インテリのおばさんが、この本に感動して議論を吹っかけてこられた。私は、全く関心がない…
宮崎学氏の名著「警察官の犯罪白書」を読む。タイトルからして挑発的でいかにも、キツネ目の男と呼ばれる宮崎学さんらしい著書である。毎日のように警察官の犯罪が、発生しているにもかかわらず、新聞もテレビも大々的に取り上げない。記者クラブ制度に庇護…
「男子の貞操」坂爪真吾著を読む。著者は、障害者の性を支援をするNPOの代表でもある。童貞、非モテなど男性をめぐる性の問題は、深刻にもかかわらず、あまり、まともに言及されてこなかった。せいぜい、ネット上で、恋愛弱者を侮蔑して、楽しむ。あるいは…
名張毒ぶどう酒事件で、名古屋高検が、名古屋高裁に意見書を提出していたことが分かった。弁護団は、昨年、証拠の再鑑定と意見書を高裁に提出していて、これへの反論と考えられる。名張毒ぶどう酒事件は、昭和36年に発生し、第七次再審請求中に、奥西勝死刑…
日本一有名なニートであるphaさんは、2年前からシェアハウスを離れて、一人暮らしを始めた。京都大学卒で、働いたけれど面白く無く、すぐに退職する。その後は、ネットを生活の基軸にしながら、仲間とシェアハウスを作る。「ニートの歩み方」、「持たない…
熊本地震の避難所で小学校6年生の女児にわいせつな画像を見せたとして少年が、誤認逮捕された。少年は、違法な取り調べで精神的苦痛を受けたとして、熊本県に220万円の損害賠償を求めた裁判の判決が、下された。判決内容は、黙秘権と接見交通権を侵害すると…
蛭子能収さんは、一時期よりもテレビ出演は減ったが、相変わらず人気がある。最近は、認知症と診断されらたしいけれど、元々の人格特性ではないかと疑いたくなる。蛭子さんのエピソードについては、ネット上で入手できる。ただ、わざとあのキャラクターを演…
「ショージとタカオ」文芸春秋刊を読む。ショージは、桜井昌司さん。タカオは、杉山卓男さん。二人は、1967年に布川事件の容疑者として逮捕され29年間もの間、国家権力の囚われの身となる。この本の著者は、二人が、刑務所から仮出所してから再審請求が認め…
毎日のように「鬼平犯科帳」や「剣客商売」が、再放送されている。私の親など夢中にになって見ている。池波正太郎の原作と大いに乖離している感じが否めない。生前池波正太郎氏も、映像化する際には、厳しく注文を付けられたらしい。シナリオを厳しくチェッ…
「モテないけど生きています」とうい本が出版された。非モテの当事者たちが、書いたらしいが、およそ読む気にはなれない。自分から非モテと世間に向けて何か主張するスタンスに胡散臭さを感じる。本当にに非モテの人間は、人知れず苦悩していて、申し訳なさ…
長崎県警の女性警部が、交際中の報道機関に勤務する男性に捜査情報を漏洩し書類送検された。しかもこの警部は、男性と不倫の関係にある。さして驚くべき事件ではない。新聞社と警察組織の蜜月ぶりは、今に始まったことではない。記者クラブ制度に庇護された…
高校時代、「誠のサイキック青年団」という、ラジオ番組を毎週楽しみに聞いていた。関西ローカルの番組で、タレントの北野誠と作家の竹内義和さんが、社会問題から芸能界の裏話まで独断と偏見で語り尽くすというかなり際どい内容であった。大学の学園祭や書…
ルッキズムという言葉は、もっと定着されるべきである。外見によって日常生活に格差が、生じてくることは看過できない。履歴書から性別欄を無くそうという運動があるが、見た目問題については、全く考慮されない。これは、不平等でないだろうか。性的マイノ…
松田優作が、亡くなって30年余りが過ぎた。30回忌の時にもっと話題になるのかと思っていたが、追悼番組はおろか主演番組の再放送すらしなかった。生前を知るテレビ局関係者にとって、煩わしい存在で、もう忘れたい人なのではないだろうか。スタッフには、暴…
私は、3人兄弟の長男である。姉も弟も結婚して、それなりに幸せに暮らしている。私だけが、職なしのひきこもりである。一番ショックだったのは、弟が、26歳で結婚した時である。私は、ご老人などから「男前ですね」と頻繁に言われる。この言葉よく考えればあ…