孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

飛び降り自殺したAV男優鈴鹿イチロー ハゲ チビと言う典型的な「非モテ男」で現場のAⅤ女優から「キモがられた」 彼はどんな「無念」な想いで死んでいったか?

2002年に、マンションの屋上から飛び降り自殺したAⅤ男優がいた。その名は、鈴鹿イチローと言う。鈴鹿イチローは、「AⅤ男優」でありながら、ハゲ、チビと言う「典型的な非モテ男」だった。「ネットの情報」には、進学校に在籍していたが、「医学部」の受験に失敗し、自分の不本意な大学に進学したと言う。確かに、小さい写真を見ると、鈴鹿イチローは、モテない顔をしている。全体から、「弱者男性」独特の「自信のなさ」が滲み出ている。鈴鹿イチローは、何故「AⅤの世界」に入ったのだろうか。「AⅤ男優」は、普通の俳優と比較して、さほど「ルックスの良さ」を求められない。逆に、「不細工な男」と「AⅤ女優」が絡んでいる方が、観る者に「リアリティー」を与える。何故ならば、「AⅤ女優」に絡む男が、「不細工な男」であればあるほど、「観るものが自らを投影して、安心感を持つ」からだ。「AⅤ男優」にも「イケメン」がいるが、割合としては少ない。また、「AV女優」ばかり見ていて、「AV男優のルックス」など誰も注目していない。おそらく、鈴鹿イチローは、「一発逆転」を狙ったのだろう。「AVの世界」で、一花咲かせる。「AV女優」と付き合うことによって、「非モテ」から抜け出すことができると。しかし、現実は甘くはなかった。「現場のAV女優」たちは、鈴鹿イチローを蛇蝎のごとく嫌った。鈴鹿イチローの「絶望感」は想像を絶するものだっただろう。今まで、普通の女性に相手にされなっかたが、「AV女優」であれば、相手にしてくれると考えていた期待は、裏切られた。私が思うに、鈴鹿イチローのようなタイプは、「日活ロマンポルノ」の世界であれば、「ポルノ女優」からも好かれて、「カリスマ的な存在」になったのではないかということだ。「日活ロマンポルノ」は、「AVの現場」と違って、「本格的な映画監督」がメガホンを取った。かつて、「日活」と言う会社は、石原裕次郎の「アクション映画」が売りであった。しかし、そうした映画が受け入れられなくなって、会社の業績が悪化して、「ポルノ映画」を制作し始めた。その時に大半の「映画監督」が「日活」を辞めた。しかし、「生活」のために、「日活」に残って「ポルノ」を撮る監督も少なからずいた。そうした「映画監督」は、「ポルノ」でありながら「質の高い映画」を世に送り出した。また、「日活ロマンポルノ」の女優たちも、知的な人間が多かった。鈴鹿イチローが、「日活ロマンポルノ」の時代に間に合っていれば、事態は違っていたと私は思う。鈴鹿イチローは、どんな「無念な想い」で死んでいったのだろうか。