孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

中田カウスだけでない 暴力団との黒い交際 虎の威を借る狐 やくざと付き合って 他人を恐ろしがらせる 美空ひばりの時代から 暴力団と芸能人の蜜月はあった 

中田カウスが突然よしもと祇園花月の出演を休演することになった。中田カウス吉本興業の特別顧問を務め、2014年には上方漫才協会の会長に就任した。相方の中田カウスボタンが2019年に体調を崩して以降は、代わりに出演していた。中田カウス松本人志の性加害に対して「松本はアウトやて。客、素人に手をつけたのであれば」と苦言を呈していた。中田カウスと言えば、吉本興業を牛耳るほどの強面である子はあまりにも有名だ。山口組の渡辺芳則に可愛いがられて、吉本興業を乗っ取ろうとして、創業者たちと恐れさせたことは週刊誌が報じ誰もが知る公然の事実である。ただ、中田カウスは才能があると私は考えている。以前、深夜の番組に出演して、今の若手芸人が面白くない原因を語った。中田カウスは次のように言った、「今の若い子。やんちゃん、せえへんから、面白くないんやねぇ」と。中田カウスの指摘は皮肉なことに正鵠を射ている。闇営業問題などがあったが、基本的に今の吉本の若手は、やんちゃではない。「高学歴化」して、それをひけらかすことほど野暮なことはない。芸人に必要なのは「アウトロー的な感性」である。ただ、暴力団と交際して、「俺のバックに誰が要ると思うねん」みたいな島田紳助は最低だ。私が言いたいのは誰と群れることなく、反社会的な感性を持っているかどうかということである。芸能界と暴力団の蜜月は今に始まったことではない。山口組の田岡一雄組長が美空ひばりを溺愛して、神戸芸能社を設立したことはあまりも有名な話。また1970年代菅原文太や梅宮辰夫が東映やくざ映画に出演したことがきっかけで、暴力団の親密な交際を続けた。梅宮辰夫にいたっては、「暴力団のような本職の人と交際することによって、役にリアリティが出て来る」と居直る始末。暴力団と交際して、「自分が強くなった」と思い込んでいる幼稚な思考でしかない。芸能界と暴力団の蜜月をのさばらせたのは、警察組織の怠慢が最大の原因であると。警察は山口組を壊滅する機会が何度かあったにもかかわらず、出来なかった、いやその気がなかったのである。