笑天に出演している笑福亭小遊三が欠席したことがトレンド入りした。笑点という番組は、59年続く長寿番組である。何故かしら日曜日に笑点のように、全く面白くないのに続いている番組が数多く存在する。サザエさんなどがその最たるものである。日曜日の夕方になると、子供は明日から学校、大人も明日から会社と憂鬱な気分に襲われる。そうした感情を鎮めてくれるのが、特別面白い番組ではなく、ただぼおっとした気分で見る事の出来るBGMのような番組ではないだろうか。笑点は東京の落語家たちが総出演する。この番組に出演出来るようになることがステータスとなっている。立川談志も過去に笑点に出演したことがあった。どうも落語の世界では上方落語は格が下がるようである。上方寄席と言う番組がラジオであるが、漫才の方が落語よりも人気がある。やはり関西人は落語のような知的なものと肌が合わないようだ。やかましく、騒ぎ、笑うことが関西人の気質に合っていると私は思う。笑点のメンバーは胡散臭い人間が多い。春風亭昇太は60歳を過ぎて、大学に通い始めたという。話題作りと言う打算が見え隠れしてならない。春風亭昇太はレコードが大好きで、六角精児さんと時々番組をやっている。六角精児さんと一緒に番組に出演することによって、好感度が上がると考えているのであろう。林家木久扇は、今は笑点に出演していないが、長い間レギュラーであった。ラーメン大好きという世間のイメージであるが。林家木久扇は、霊感があるという。スピリチュアルに関心があるのは分かるが、自ら霊感があるというのは眉唾ものである。笑点のメンバーで異色の存在は、山田隆夫だ。山田隆夫は元「ずうとるび」のメンバーであった。1970年代初頭に大活躍したアイドルである。その後山田隆夫は笑点の座布団運びとして、芸能界で生き残り続ける。その「メンタル」に私は脱帽する。汚い芸能界で、生き残っていくのは、並大抵の事ではないからだ。しかし山田隆夫は笑点の座布団運びのイメージと実像は全違うと私は思えてならない。山田隆夫が一番胡散臭い!