美村里江と聞いても、今の若い人はあまり知らないと思う。ミムラを改名して、美村里江になったのである。2000年代初頭にゴールデンのテレビドラマに出演して、一躍売れっ子の女優になった。2000年代初頭私も頻繁にテレビドラマを見た。今はほとんどテレビを見なくなった。あの頃私は相当テレビマニアであった。テレビガイドを毎週買っていた。テレビガイドを買い始めたのは中学2年生の終わりの頃からである。それから大学を卒業する約10年間毎週テレビガイドを買い続けた。物凄い両である。大学の下宿を引き払う時に捨てた物のある。しかしいまだに私の手元に何百冊のテレビガイドが残っている。メルカリに出品しても、おそらく売れないので、出品はしていない。かと言って、買い取ってくれる所もないと思う。そのため手元に残しているのであるが。いづれ捨てなくてはいけない時が来るだろう。しかし捨てる気にはなれない。こうやって、私の蔵書は増えていくのである。ミムラは2000年代に売れっ子であったが、次第にメジャーから離れていった。どこか古風な感じで、同世代の綾瀬はるかなどと比べて存在感がないのであろう。ただ同世代の女優で芸達者な人間は皆無と言って良い。綾瀬はるかは演技が超下手くそなくせに、男遊びだけは超一流。深田恭子もしかり。井上真央もしかり。トップ女優と呼ばれる女がこれほど演技力がなく、ただ「中身にないイケメンと遊ぶことしか眼中にない」のはどうやら今の芸能界のトレンドのようだ。昔の大女優は、演技力も優れていて、人間性も確かであった。ミムラは非常に文才がある。産経新聞にコラムを連載しているのであるが、非常に上手い。日常生活の何気ないことを嫌味なく、書いていているのである。これほどの文章が書けるのはやはり美村里江に知性があってのことだと私は思う。芸能界で文章を書く人間が多い。星野源など文才があると大絶賛されてるが、全くない。これは朝日新聞社などが星野源の太鼓持ちであるからだ。美村里江の今後の活躍が楽しみである。