孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

アパホテル コロナ宿泊療養患者への食事中抜き 維新の会が元凶 やはり歪んだ歴史認識も持った企業らしい

アパホテルのコロナ宿泊患者に対する食事中抜きが批判されている。とかく、アパホテルは、問題の多い企業である。過去に元谷外志雄代表の名義で書いた、「誇れる祖国 日本の復活への提言」なるシリーズのひとつ「理論現代史学 本当の日本の歴史」が、アパホテルの客室にまるで聖書のように置かれていたことが話題になった。きっかけは、東京のアパホテルに宿泊した、米国人女子学生と中国の男子学生が、本を音読して、内容を伝える動画を中国のSNSに投稿した。そして、中国の「人民日報」が報じ、日本のネットユーザーにも知れわたり、ヤフートピックスにまでになった。本の内容は、南京事件従軍慰安婦は、捏造とするものであった。どんな思想を持とうが、個人の自由であるが、誰の目にも触れる場所に、そうした内容の本を置くとういうものは、いかがなものかと思う。アパホテルが、スポンサーになっている番組が非常に多く、メディアも全くこの件については触れなかった。2008年の週刊文春では、アパホテルのスキャンダルを報道した。「あの会社は、まるで北朝鮮のようだ」という元従業員の証言とともに、元谷氏とその息子であるホテル専務のパワハラを生々しく調べ挙げたものである。朝礼では、「アパホテルにふさわしくない人物がいる」と名指しされて攻撃される。アパホテルの本社の社員は、新年になると西麻布の元谷家を訪ねて、元谷氏の孫に一人2000円のお年玉をあげなければならないといった内容。歴史修正主義者は、こうした独善的で、エゴイスティックな振る舞いをする人間が極めて多い。彼らは、正しい歴史認識に基づいて、自らの見解を主張しているとは到底思えない。元谷外志雄が書いたとされる、「理論現代史学 本当の日本の歴史」なる本も、タイトルからして陳腐で底が浅い感じがする。今回の食中抜きは、維新の会が元凶である。吉村洋文知事は、2020年4月24日にアパホテルに感謝するツイートをしている。「アパホテルさんありがとうございます。853室もの大型宿泊施設、これで大阪府のコロナ接触者、無症状者向けの宿泊施設は、1500室を超えました。850室の大型施設であるがゆえに、最前線で戦っている医療従事者向けに低階層150室の無料宿泊できる部屋の確保もできました」と、己の無能さを露呈する内容だ。橋下徹、吉村洋文といった維新の会の面々が、市民のための政治ではなく、自己パフォーマンスしか眼中にない、信条なき政治家であるかを物語っている。