残間里江子という奴がいる。BSーTBSの不定期にやっているお悩み相談のテレビに出演しているのを数日前に見た。司会を共に務めるのは古市憲寿。司会がこの2人というだけで、吐き気がする。この2人に共通するのは権力志向の人間であるということだ。古市憲寿は社会学者という肩書で若くして世に名が知られた。この男、非常に要領が良い。上野千鶴子に取り入っている。どうやら最近は社会学者と称する若手学者が跋扈し過ぎている。端的に言えば、誰もが社会学者になれる時代なのである。何故ならば、大学全入時代にあって、異常なほど新設の私立大学が増加したからである。それゆえに、浅学非才であっても、大学院で教授にゴマをすれば、どこかの地方の聞いたことのない私立大学の「非常勤講師」のポストに就ける構造になっている。「アカデミズム」も死に絶えたも同然である。残間里江子の「夜のお悩み相談室」は司会者が最低ならば、相談者もくだらない。まだ、加藤諦三のやっている「テレフォン人生相談」の方が千倍面白い。加藤諦三が面白いのは、「相談内容」を全く無視して、「西洋の心理学者のか格言」を引用して、番組を締めくくるのである。加藤諦三、まさに恐るべし!残間里江子が以前司会を務めていたNHKラジオがあった。この番組は、はかま満緒さんの「日曜喫茶室」と類似していた。NHKのスタッフも「日曜喫茶室」を真似たのだろう。はかま満緒さんにはリスナーに対する愛情があった。そして何よりもはかま満緒さんの「人柄の良さ」が滲み出ていた。残間里江子はどうか。ただ共演者のアナウンサーに偉そうにするだけ。常に上から目線。何故、残間里江子のような「芸のない人間」が公共の電波に出演し続けられるのか。おそらく山口百恵の「蒼い時」という本を手掛けたからだろう。山口百恵も大嫌いだ。「歌が上手い」のだろうが、性格の悪さが一目でわかる。残間里江子は生島ヒロシの朝のラジオにも出演する時がある。同じ昭和25年生まれ。生島ヒロシも権力志向の人である。過去の栄光だけで、残間里江子は偉そうな態度を取る。まさに「老害」以外の何物でもない。