孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

野田聖子 夫が元「会津小鉄会」系組員であると最高裁が認める 高知東生の訳の分からない擁護は無用 言い訳してごまかしていた行為は議員辞職に相当する

野田聖子衆議院議員の夫が暴力団員だった過去を報道した、「週刊文春」「週刊新潮」に対して、それぞれの発行元に、名誉を棄損されたとして、それぞれ、1100万円の損害賠償を求めていた裁判で、最高裁は、8月8日に原告である信夫氏側の上告を棄却した。これによって、「野田聖子議員の夫が、元暴力団員であること」が真実となった。野田信夫は、「会津小鉄会」傘下の「昌山組」に所属する暴力団員であったという。警察庁の「暴力団個人ファイル」にもその経歴が残っている。昌山組は、1999年に組内部の人間関係を巡る殺人事件によって、2000年に解散している。野田信夫は、それ以前に、組を抜けているようだ。野田聖子は、「週刊文春」「週刊新潮」の記事をデマとして訴えていた訳であるが、基本的にこの手の報道は、確実な証拠を持ってして報道していると思う。決して、「事実無根」のデマを垂れ流すことはあり得ないということだ。週刊誌が一番注意を払っているのは、「名誉毀損」で訴えられ時に、確実に裁判で勝訴できるかどうかということである。最近は、「文春砲」の一人勝ちであるが、かつて「噂の真相」という雑誌があった。編集長の岡留安則さんは、鼻っ柱の強い方で、あちらこちらから訴えられていた。挙句の果てに、右翼に襲撃されて、重症を負った。最近は、そうした週刊誌がほとんど壊滅してしまった。やはり、「名誉毀損」の裁判で敗北する打撃が相当のものであることを証明していると思う。今回の「野田聖子の夫が元暴力団であった」ことについて、高知東生は次のように擁護している「国会議員さんのご主人が、元暴力団員と裁判で結果が出た件。批判を目にすると複雑な心境になる。なんせ俺の親父も元暴力団員。俺自身もどれほどバレることが恐怖だったことか」と明かし、「全てを明らかにしたことで、何かを失ったかもしれないが、それにより隠すことを辞めたおかげで、自分の尊厳が取り戻せたことは大きい」と。高知東生は、何かと口を挟み、自分自身を美化しようとする。薬物で逮捕された経験を基に講演活動するなど。芸能人の家族に暴力団員がいても、何ら問題はない。しかし、政治家として大臣まで歴任した人物が、週刊誌の「夫は、元暴力団員である」報道に対して、認めるどころか、居直って、裁判沙汰にするのは、政治家のモラルが問われると思う。議員辞職するべきではないのかと言いたい。