孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

SNS時代の病理に私も侵されている ネットで知り合って 月1回のZOOMとメールのやり取りだけで「つながっている人」に 過大な「幻想」を抱いてしまう しかし「これも今の時代における人とのつながり方の一つ」だと思っている

私は、月1回にネットで知り合った人たちと「ZOOM会議」をしている。この「ZOOM会議」は、最初の頃は、数人で楽しくしていたのだが、人数が増えて、20人以上参加するようになってきた。そうすると、最初の頃のように好き放題の事を話すということが出来なくなってきた。最初の頃からずっと参加しているのは、司会をされている方と私だけでだある。この方と私は実際に会ったことがない。「ZOOM会議」では、互いに「顔出し」をしているので、大体の「雰囲気」は知っている。「ZOOM会議」で、「顔出ししない人」が非常に多い。「会社のZOOM会議」では、絶対にそう言う事は有り得ないが、ネットで知り合っただけの関係なので、「顔出ししない」のだろう。私はどうもそういう考え方に同意しかねる。やはり、ネットで知り合っただけでも、「顔出しする」べきだと考えている。私は、実名も晒している。私は、この「ZOOM会議」で司会をされている方とメールのやり取りをしている。非常に「頭のキレる方」なので、毎回「丁寧な返信」を下さる。実際に会いたいのであるが、東京に住まわれているので実現できないでいる。私がお金を持っていれば、新幹線で関西から東京まで直ぐに行けるのだが、その料金さえ私にはぜいたくである。やはり私はその人に「過大な幻想」を抱いてしまっているのかと自問自答することがある。「ZOOM」では、「顔出し」していても、やはり「その人の空気感」までは理解することは無理である。「リアルに対面」しなければ、人間というのは、「その人となり」は分からないものだ。2000年くらいからだろうか。「見ず知らずのネットの関係」の方が「リアルな関係」よりも気楽であると言う意見が出始めたのは。あれから20年経過して、今や「SNS上の人間関係」が「リアルな関係」を凌駕している。「リアル」と「SNS上の関係」する線引きしにくい状態になっている。「SNS」とは無縁の人もいるのであるが。私自身は、「リアルな関係」を何よりも大切にする。しかし、月1回の「ZOOM会議」とメールのやり取りをするだけの人に信頼を寄せるのも「今の時代の人とのつながり」のひとつだと私は自分に言い聞かせている。