孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

中学生 SNSで知り合った大学生を 美人局で死亡させる 死んだ大学生の名前が実名で公表されているおかしさ 余罪もある 少年法改正には反対 罪を犯しても更生する場合もある しかし今回は非常に悪質でイマドキの中学生がやりそうなことだ!

SNSで知り合った大学生を脅迫して現金を奪おうとして、ビルの屋上から転落死させたとして中学生の男女3人が強盗致死の疑いで逮捕・通告された。しかし、中学生であるために児童相談所に通告されるでだけの軽い処分となった。この事件についてメディアの報道がおかしいのは、被害者の大学生の実名が公表されていることだ。加害者たちの中学生は少年法に庇護されて匿名で報道される。私は少年法をさらに改正して、厳罰化することには断固反対である。しかし今回の事件は非常に悪質で、この加害者の中学生たちは、自分たちが「少年法」に守られることを予め分かって犯行を繰り返していたことは間違いないだろう。おそらく、厳罰に処して、実名で報道したとしても、この加害者の中学生たちは、自分たちの罪を贖罪して、被害者ならびに遺族に詫びる感情を一片も持たないことは明白だ。実名を公表された大学生の家族の心情をメディアは考えなかったのか疑問に感じてならない。SNSで知り合って、中学生におびき寄せられたことは決して名誉のあることではない。メディアの報道の仕方に視聴者が興味本位で事件を消費させようとするある種の作為のようなものがあるように私は思えてならない。この加害中学生たちは、余罪もあるという。イマドキの子供たちが陰湿になってきたことを象徴する事件である。学校裏サイトというのが一時期に流行ったが、SNSで「他者をいじめる」ことほど陰湿で巧妙なものはないだろう。集団でしか行動できないことも特徴の一つである。加害中学生たちの「論理」は、スケベおやじから金を巻き上げて何が悪いという昔も今も変わらないものである。そういう意味においては、援助交際の少女たちあるいはおやじ狩りといった20数年前に流行った犯罪と全く同じ構造である。おそらく、今回の加害中学生たちの親の世代が、20数年前に女子高生に該当するのではないだろうか。かつては、罪を犯しても、更生して、真人間に生まれ変わる子供たちが多くいた。そのために「少年法」が機能していたのだ。しかし「性善説」が通用しない時代になったと痛感させられる。本当に「人情の欠片もない世の中」になったと思うと私は悲しい気分だ。