孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

杉作J太郎  みうらじゅんより 才能があるのに評価されていない 有名進学校 愛光中学に合格した秀才 しかし脱落 街でやくざにカツアゲされて 東映やくざ映画に感動して やくざの真似をする この人こそ サブカルの天才だ!

杉作J太郎と言っても誰も知らないだろう。しかし、私は杉作J太郎はみうらじゅんの100倍才能があると思ってる。みうらじゅんはどこかあざとい部分があって好感が持てない。「マイブーム」という言葉を作ったりして、世間を惹きつける才能はあるだろう。私が杉作J太郎という存在を知ったのは、中学3年生の頃だ。近くの本屋で杉作J太郎の「ボンクラ映画魂」という本と出会ったのだ。この「ボンクラ映画魂」は名前も聞いたことなのない俳優たちを杉作J太郎の「下手な漫画」と文章で解説したものである。図鑑のようであるが、杉作J太郎の独断と偏見で書かれた文章が面白く、無名の俳優たちへの「リスペクト」と「熱い想い」が文章の行間から滲み出ている。主に東映やくざ映画に出演する無名の俳優たちの名前が羅列されている。杉作J太郎が東映やくざ映画の虜になったのは、中学で落ちこぼれて、街をぶらぶらしている時に、やくざにかつあげされた。その時に「強くなりたい。空手や柔道を習うのは嫌だ。ではどうすれば良いのか」と思案した。そして杉作J太郎が思いついたのは、東映やくざ映画に出演している「恐怖の人相をした俳優たち」の仕草を真似ることだった。菅原文太高倉健は確かに格好良いが、本職のやくざに見えない。しかし、東映京都撮影所の大部屋の無名の俳優さんたちは、顔が異常なもでに怖い。こうして杉作J太郎が東映やくざ映画について制作者より詳しくなっていく。杉作J太郎は落ちこぼれと言っても、愛光中学に合格した秀才である。愛光中学に合格したが、勉強についていけず、0点ばかり取ったと本人は言っている。しかしのその「記憶力」「情報処理能力」はやはり偏差値秀才だと私は考えている。杉作J太郎は漫画家である。蛭子能収を意識して、「下手ウマ」という作風で売り出そうとしたが、成功しなかった。漫画家ではなく、タレントとして活動し始めた。ただ、認知度がない。また監督業にも手を出している。よほど「映画愛」G強いのだろう。杉作J太郎こそみうらじゅんより「サブカル」の天才だと私は思う。