孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

日本共産党を鼻で笑う風潮に異議あり 一番まともなのは日本共産党である 暴力団取材の第一人者である溝口敦氏の母君も共産党員であった 末端の党員は非常に真面目で勤勉である!

日本共産党松竹伸幸氏に対する処分によって、共産党を異論を封じる「民主集中制」などとネガティブキャンペーンが盛んである。保守派の若手論客である岩田温が夕刊フジ共産党を痛烈に批判しているが、とんでもない言いがかりに等しい。岩田温は、日本共産党副委員長である山下芳生氏の「党のなかに、さまざまな派閥やグループをつくられ、派閥やグループごとに、主張や行動がバラバラでは、国民に対して公党としての責任をはたせません。主張や行動の統一は、どの党であれ公党としてのあるべき姿だと、私は考えています」と言う発言の言質を取っている。山下芳生氏の発言は、至極正論であり、岩田温はただ共産党の揚げ足をとりたいだけで、明確な論理とは言い難い。自民党の裏金問題をスクープしたのが、新聞「赤旗」と上脇博之氏である。「朝まで生テレビ」で神保哲生氏が「領収書」を詳細に調べるのは相当の労力を費やさなければならないと指摘して、今回徹底的に調べ挙げた上脇博之氏のことを評価していた。上脇博之氏の功だけではなく、新聞「赤旗」取材班のバックアップがあってのスクープである。それにも関わらず、日本共産党の実績を誰も認めようとしない。世間に日本共産党を鼻で笑う風潮があるが、私は違和感を感じてならない。日本共産党にも問題は少なからずあるが、他の政党と比較すれば、一番まともな政党である。不破哲三氏は、豪邸に住んでいて、言動不一致との批判がある。それは、日本共産党そのものの体質ではなくて、不破哲三氏の人格に拠るものだ。ただ、不破哲三氏は頭脳明晰で、マルクスを徹底的に勉強しているところはさすがである。日本共産党の地方議員や末端の党員は、到って真面目で勤勉である。公明党創価学会とはそこが違うのである。暴力団取材の第一人者である溝口敦氏の母君も日本共産党員であった。溝口敦氏の反骨精神は母君の精神性を受け継いだことは間違いないだろう。「白鳥事件」を冤罪ではないと主張する反共産党一派がいる。最近も「論創社」という出版社から「五一年綱領」に殉じた男たちという本が出版された。この本の著者である柳原滋雄なる人物は、創価学会員である。過去に日本共産党から名誉棄損で訴えられて、和解に到っている。謂わば、日本共産党批判のために、「白鳥事件」についての本を書いただけである。「白鳥決定」がもたらした意義は非常に大きい。「疑わしきは被告人の利益に」は再審においても適用されるという決定によって死刑台から生還を果たし、その後も数多くの無辜の人間の雪冤を果たす役割を担った。いまさら「白鳥事件」を冤罪ではないから、「白鳥決定」までもが法的に根拠がないと主張することは全くの論理矛盾だ。とにかく、日本共産党を蛇蝎のごとく嫌う風潮に私は怒りを感じてならない。