岡村隆史と千原ジュニアはずっと共演NGと言われてきた。しかしある番組で共演して、岡村隆史が共演NG説を否定して、「千原さんにビビッていた」と発言した。私はこれが岡村隆史の真意ではないと考えている。芸能界において共演NGという関係は非常に多い。これらはデマではなく、ある程度信憑性があるから流布されのである。岡村隆史のこの発言は非常に大人の対応で、非常に千原ジュニアに気を遣っているものだ。ふたりは、岸和田少年愚連隊という映画の主演をしている。岡村隆史は井筒和幸監督の作品。千原ジュニアは三池崇史監督の作品で。二つの作品は甲乙つけ難いほど素晴らしい映画である。井筒和幸がもっとも得意とする「大阪のやんちゃな男の青春群像劇」が如実に成功している。また三池崇史監督の才気も遺憾なく発揮出来ている。私は個人的に井筒和幸監督の「岸和田少年愚連隊」の方に軍配を上げたい。やはりナインティーナインの岡村隆史と矢部は息のあったお笑いコンビであることを再認識させられた。岡村と矢部は今でもオールナイトニッポンに出演している。性格も外見も違うふたりがこれほど長くコンビを組んでいるのは、漫才コンビという関係を越えて、同士、夫婦のような関係にあるからではないだろうか。千原ジュニアはどこか儉がある。兄の千原せいじも品がなく。どうも私は好きになれない。岡村隆史は体調を崩したが、精神的なストレスが原因ではないかと私は思えてならない。岡村隆史を見ていると、非常に繊細で出演者に対して必要以上に気を配っているのが分かる。朝日放送で月曜日になるみとやっているバラエティー番組を私は見てるのだが、岡村隆史の真面目さに驚かされる。以前、コロナ渦で風俗嬢に美人さんが増えると言う趣旨の発言をして、大バッシングを受けた。気の毒なほどであった。芸能人界で「共演NG」と噂された人間同士が一緒にテレビに出演して、自然体を装って、「共演NG」を否定するのを見ると私は嫌気が差してくる。