孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

 聖路加国際病院 果てして牧師の難病の女性に対する性的暴行はあったのか? 

キリスト教系の総合病院聖路加国際病院で難病治療を受けていた女性患者が、元職員の男性牧師から性的暴行を受けたとして、元職員と病院を経営する聖路加国際大学に計1100万円の損害賠償を求めている。この事件は、ほとんどのメディアが報道しなかったように感じられる。週刊金曜日東京新聞といった、リベラルなメディア媒体だけが、報道した。聖路加国際病院といえば、日野原重明さんが院長であり、クリーンなイメージがあって、信じられないガセネタと決めつけたのでないだろうか。いずれにしても、被害を訴えて、裁判にまでなっているのだから、もっとメディアは、この事件について報道するべきではないのかと思う。女性は、最先端の治療を求めて、2016年に転院。2017年5月8日と22日に病院の一室で、元職員から、マッサージをしてほしいと言われ、それに応じて下半身や胸などを触られたとしている。同病院は、「チャプレン」と呼ばれる、病院専任の聖職者を複数人置いている。元職員は、患者や家族の心のケアに当たっていた。女性は、被害を訴えたが、「チャプレンが、そんなことをするはずがない」とあしらわれ、転院を余儀なくされて、肉体的、精神的被害を受けたとしている。「チャプレンが、そんなことをするはずがない」という言葉は、非常にリアリテイがあるように思えてならない。牧師の性的な犯罪は、あまりにも多い。牧師という聖職者にありながら、性的な犯罪を犯してしまう背景には、様々な原因が想定できるだろう。禁欲的な者ほど、押さえつけられた性欲が、暴走してしまう、パターンが、一番納得できるのではないだろうか。元職員は、2018年に強制わいせつの疑いで、書類送検された。しかし、東京地検は、嫌疑不十分で、不起訴処分にした。警察の取り調べにおいて、一部、犯行を認めていたようである。密室の中で行われた、性犯罪であり、立証するのは困難であるが、東京地検はもっと調べるべきだった。この事件は、まだ解決しておらず、一刻も早く、被害女性の主張が認められるべきだ。