孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

島根県警 主婦ひき逃げ致死事件 最初は「事故死」で緊急手配をしたが 2時間後には「病死」に おそらく「犯人は警察関係者」だったので「隠蔽」をした 妹の無念の死を晴らすために執念を燃やし「警察組織」に闘いを臨む年老いた兄 しかし真実は闇に葬り去られた

平成5年5月30日に島根県松江市路上で、小西静江さんがひき逃げされて、事故から4日後に死亡する。当初島根県警は、「ひき逃げ事件」として緊急配備した。しかし、2時間後には、「病死」と断定して捜査を打ち切った。妹の死に疑念を抱いた兄は、「遺体の損壊状態」と「事故現場」をひとりで調べ始める。この兄は、木村荘一さんと言う。長年一級建築士として働き、「科学的な知識」を誰よりも有していた。木村静江さんは、「司法解剖」されて、「病的発作」による「クモ膜下出血」と発表した。しかし、「遺体」には素人目にもわかるような「交通外傷」があった。「左足」には、「ハの字型の切傷痕、擦過傷」が左側面にあり、「右足」には、二カ所の「Ⅼ字型の切傷痕」、「表皮剥奪」、「打撲痕」があった。また、「頭部の傷」は、「事故転倒」によるものではなく、「加速度」の付いた「硬い物体」と接触したものであることは明らかだった。木村荘一さんは、「法医学者」の上野正彦氏に救いを求めた。上野正彦氏は、数多くの「事件、事故の遺体」を解剖して経験豊富な「法医学者」でもあり、「公平中立」な鑑定をすることで知られている。上野正彦氏も「病死」ではなく、「事故死」だと喝破した。木村荘一氏は、検察審査会に異議申し立てをしたが、「不起訴処分相当」とした。何故、島根県警は、当初「交通事故」として緊急配備したが、2時間後に「病死」と断定したのか。おそらく、小西静江さんを「ひき逃げ」させた「加害者」が「島根県警の関係者」であったからだろう。もっと言えば、島根県警の警察官が「ひき逃げ死亡事件」に関与していたことだ。木村荘一さんはひとりで、妹の「無念の死」を晴らすべく、島根県警に闘いに臨む。しかし、「真実」は闇に葬り去られた。この事件は、ほとんど知られずに幕を閉じてしまった。「高知白バイ事件」は、有名な「冤罪事件」であり、言及するジャーナリストが多い。しかし、この事件のように、「警察組織」によって「人権蹂躙」されて泣き寝入りぜざるを得なかった事件は枚挙に暇がない。「警察組織」は、面子をかけて、「証拠」を捏造して、「真実」を隠蔽する。私たち庶民は、ただ黙って「泣き寝入り」するより他ないのが現実だ。これでは、腹の虫が治まりません。いつかは、「警察組織」に鉄槌を下す日が来ることを私は信じて生きている。