孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

警視庁捜査一課長時代に 不倫をして 新宿署長に出世 メディアが報じたために 左遷 その後関西地方に左遷される  しかし警視庁に戻されて「閑職」に ドラマの「警視庁捜査一課長」のように警察官は格好良くない 警察組織の腐敗を食い止めることはできない!

警視庁捜査一課長と言う内藤剛志が演じている番組がある。しかし実際の警察組織とあまりにも乖離している。2020年に警視庁新宿署長の時に課長代理の女性と不倫をして、そのことをメディアに報道されたために地方に左遷された人物がいる。名を渡会幸治と言う。渡会幸治は53歳で警視庁捜査一課長に就任した。そして花の新宿署長にまで出世した。しかし不倫関係にあった部下の女性を捜査一課に異動するように強く要請した疑惑を「週刊文春」にすっぱ抜かれた。そのため警察庁の上層部は渡会幸治を近畿管区警察学校教務部長に異動させた。実質的な左遷人事である。その後2023年の人事において渡会幸治は、「第十方面本部長」といポストで警視庁に戻ってくる。東京都内の北区や練馬方面を管轄するポストであるが、閑職である。この処分はあまりにも甘すぎるし、不倫した相手を捜査一課に異動するように働きかけるなど言語同断の所業である。渡会幸治はこの不倫相手と結婚したという。「恥を知る者」であれば、警察官を辞めるのが当たり前である。それどころか、閑職とは言え警視庁に戻すのは社会通念上あり得ない事である。警視庁の警察官と地方の県警の警察官ではやはり処遇が全然違う。警視庁の警察官の不祥事が圧倒的に少ないのは上手くもみ消しているからだ。つまり「監察」が徹底して、外部に漏れないようにするためのマニュアルが強固であるからだ。素行不良の警察官を徹底的に調べ挙げて、外部に分からないように処分あるいは監視しているので、不祥事が発覚しないようになっている。地方の警察はそうした「監察」が緩いのだろう。そのため何かの折に不祥事が漏れてしまう。鹿児島県警の不祥事隠蔽問題が一過性のものとなった。やはり告発した警察官が大手新聞社に暴露していたら、問題はもっと大きくなっていたと私は考えている。「警視庁捜査一課長」と言うドラマ見たことがない。見る気もしない。どうもそうしたドラマの影響で国民は警察組織の無謬性を信じて止まないのだろう。もはや警察組織の暴走を食い止めることはできない。