孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

橋下徹 前川喜平氏に「元官僚にはこの手の勘違い野郎が多い」発言 勘違いしているのは、己であることを自覚するべき。

大阪府知事で弁護士の橋下徹が、3日ツイッターで、元文部科学省事務次官前川喜平氏を批判した。前川喜平氏は、3日立憲民主党の惨敗を念頭に置いて、ツイッターに「政治家には言えないから、僕が言うが日本の有権者は、かなり愚かだ」と投稿した。橋下氏は、この投稿を引用した上で、元官僚にはこの手の勘違い野郎が多い。自分の考えこそが、絶対に正しいと信じて疑わない、古賀茂明も」と同じく官僚で、政治評論家の古賀茂明氏の名前を挙げて、バッサリ斬り捨てた。続けて「だから選挙が必要で、政治家が官僚を統制しなければならない。選挙の結果を否定したら、民主主義など成り立たない」と選挙の重要性を訴えた。橋下徹の、所業には目に余るものがある。言いたい放題、やりたい放題、こうした人物が、テレビに出演しているのを見ると、不愉快で仕方がない。橋下徹は、ある意味、レトリックを使う天才であるため、誰も反駁できない。過去に、内田樹香山リカ中島岳志らが、論破されたが、小難しい理屈でもって、橋下徹をやり玉に挙げるのは、不可能に近い。前川喜平氏に対して、世間が悪いイメージを持っているのは、「出会い系バーに通っていた」という報道がなされたからだ。ただこの件については、政権による策略でしかない。安倍首相の「腹心の友」加計孝太郎が、理事長を務める加計学園が、今治市の国家戦略特区に獣医学部を新設しようとした問題で、官邸の圧力をうかがわせる文書が次々と出てきた。当時の菅義偉官房長官は、この文書を「怪文書みたい」と信憑性そのものがないと発言した。これを受けて前川喜平氏が、記者会見を開き、文書は、本物だと断言した。告発した前川喜平氏に対して、政権は、圧力をかけるために警察官僚を使って、「出会い系バーに頻繁に出入りしている」という情報を収集し、読売新聞に記事を書かせた。前川喜平氏が、実際に少女たちと売春行為をしていたかという、確実な裏まで取っていない。政権に都合の悪い人間の身辺を、警察官僚を使って、探るやり口は、非常に汚い。橋下徹は、官僚になる人たちと異なった環境で育ったため、彼らに、アレルギーとコンプレックスを抱くのだろう。複雑な環境で育ち、這い上がって、現在の地位を築いた、橋下徹の生き方は、大阪人に好まれる所以だ。しかし、これ以上、橋下徹のような人間がのさばっているのは、許し難い。先日の選挙で、維新の会が多く議席を獲得した、次の日に、大阪の毎日放送に出演し、ハイテンションで、自慢話を延々とした。以前、ジャーナリストの佐野眞一氏が、週刊朝日で、「ハシシタ 奴の本性」と橋下徹を批判した。しかし、出自を差別したもので、大バッシングされた。橋下徹の息の根を止めるには、絶対再起不能になるほどの、スキャンダルを探すしかないだろう。果たして、今の週刊誌にそれが出来るだろうか。