孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

恋愛や結婚から逃げざるを得ない男たち 生涯未婚率を高めている時代 「モテる」のはバツイチ男性

生涯未婚率が、異常なまでに上昇し、2020年は、男性25,7%、女性16,4%という結果になった。「男あまり」と言われるが、数字から、いかに、男性が、結婚できない時代かを物語っている。また、面白いデータがある。結婚した、カップル66万組のうち、およそ10%が夫が再婚で、妻が初婚であるということが分かった。バツイチ男性は、離婚した後、再婚する傾向があるということは、非常に納得できる。一般的に、バツイチ男性は、恋愛や結婚において勝ち組である。一度、結婚はしたけれど、失敗したことは、マイナス面があるかもしれない。しかし、結婚できない男が著しく増えている状況においては、やはり「モテる」部類に属するのではないだろうか。基本的には、恋愛や結婚に無関心な男は、存在しないと思う。「自分は、異性から相手にされない、恋愛圏外の人間であると思わされている」男性があまりにも多いのではないだろうか。そうした、コンプレックスから目を背けるために、恋愛や結婚を早々と諦めてしまっているとしたら、大変深刻なことだと思う。何故、男が自信を持てなくなったのか。極論すれは、男の顔が女たちによって、「商品化」されたからだ。「イケメン」という言葉を聞かない日はないぐらい、私たちの社会は、ルッキズムに支配されている。恋愛や結婚において、女が男を選ぶ条件は、「自分の好みの顔」に限定されてしまう。良く、「私は、顔で選びません」という綺麗ごとをのたまう女に限って、「イケメン」の夫や彼氏をちゃっかり掴まえている。かつては、見合い婚が成立したのは、「男の見た目なんかどうでもよく、家族のために一生懸命働いてくれるか」を重視したからである。お見合いの席で、初めて男の顔を見て、たとえ、「自分の好みの顔でなくても」拒絶反応を起こさなかったのは、女が精神的に成熟していたからだ。結婚しても、3組に1組に離婚するという。つまり、見た目の良さだけで、男を選んで、性格を重視しなかったから、結婚生活が破綻するのである。イマドキ女子にとって、街を一緒に歩いても、恥ずかしくない水準の外見に達している男しか恋愛対象ではないのである。「男性蔑視」が当たり前になされているにもかかわらず、黙殺されている。「非モテ」と自らを称す男たちは、本当に「モテない」わけではない。彼らの思想は、「フェミニズム」に迎合したもので、「あわよくば、モテようとする」狡猾さが見え隠れする。本当の恋愛弱者の人権を擁護する社会運動のようなものが必要に思えてならない。