孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

愛知県警捜査4課長 女子高生盗撮で現行犯逮捕 警察は山口組を壊滅する気などない やくざを取り締まるより己の下半身の暴走を抑えるべき

愛知県警捜査4課長で警視の妹尾利彦容疑者が、県の迷惑防止条例で逮捕された。逮捕容疑は、電車内で、4人掛けのボックスシートの斜め前に座っていた女子高生の下半身を盗撮する目的で、胸や太ももにスマートフォンを向けた疑い。同じ車両にいた、40歳の男性会社員が、妹尾利彦の不審な動きに気づき、途中で取り押さえて、駅員に引き渡した。妹尾理彦容疑者は、1981年に愛知県警に採用されて、警察学校監察室勤務を経て、2021年に、捜査4課長に就任した。ノンキャリアでここまで出世した妹尾利彦容疑者は、さぞ優秀な警察官であったのだろう。今回の事件、普通の巡査部長などの警察官が、性犯罪を犯すのとはわけが違う。愛知県警捜査4課といえば、山口組の中核組織「弘道会」のお膝元である。昨年の10月には、山口組の資金源になっている東海地方で最大規模を誇る、スカウトグループのリーダ―や幹部を逮捕した。スカウト40人が所属し、キャバクラやデリヘルなど約100店舗にスカウトした女性を斡旋し、多い時には、月3000万円を稼いでいた。おそらく、名古屋の風俗店は、弘道会が取り仕切っているのではないだろうかと思う。こうした資金源をもとに、弘道会は、山口組で最大勢力となった。2015年に山口組は分裂して、抗争が激化したかのような報道がなされている。しかし、過去の山一抗争などと比較すると話にならない程度のものである。警察は、山口組とどのようにして対峙してきたか。1991年に暴力団対策法を施行して、30年過ぎてみて、この法律が何の意味もなさない悪法であったかは誰もが周知のことである。昨年、「工藤会」の幹部に対して、死刑判決が下されが、これは、警察の暴力団壊滅への本気度を示す、ある種の演出ではなかったか。弘道会は、徹底的に警察に逆らう組織と呼ばれている。しかし、愛知県警では、弘道会の組員に捜査情報を漏洩して逮捕される警察官が続出している。警察官が暴力団を捜査するうちに、暴力団に買収されてしまうことは、今に始まったことではない。特に、兵庫県警は、これまで山口組を壊滅する機会が幾度となくあったはずである。しかし、手ぬるい捜査で、山口組は生き延びて、今日でも、日本の最大暴力団として君臨している。今回の女子高生を盗撮した妹尾利彦容疑者に対する処分は、警務部付きと発表された。愛知県警の林昌彦首席監察官は、「幹部がこのような事件を起こし、被害者と県民の皆さまに深くおわびする。捜査結果を踏まえ厳正に処分する」とコメントした。あまりにも軽すぎる処分である。記者会見して、事情を説明するべきだ。メデイアも面白おかしく取り上げるのではなく、警察組織の病理をもっと追及するべきだと思う。