孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

「面倒くさい人」と思われることを恐れない 他人の顔色をわざと窺わない それが「成功」の秘訣だと思う

組織で、出世するのは、協調性が何よりも必要である。しかし、その程度の心構えでは、出世にも限界があると私は思う。もっと、大物になるには、やはり空気敢えて読まないことを「ポリシー」にして、周囲から「変人」と思われることを厭わないことが何よりも大切ではないだろうか。芸能界で、常にトップの地位を走り続けてきた人間に、山崎努という俳優がいる。「必殺シリーズ」では、念仏の鉄を演じ、圧倒的な存在感を示した。また、和田勉の一連の「NHKのドラマ」では、一筋縄ではいかぬ、くせのある人間を見事に演じた。山崎努は、常に日本を代表する名優でありながら、取り立てて、注目を浴びてきた訳ではない。「バラエティー番組」には、一切出演しない。私生活を絶対に見せないというのが、山崎努の美学なのだろう。最近、山崎努は、本を出版した。週刊文春で連載を持っていたことがあり、大の読書家であり、非常に知性のある人間である。山崎努が書いている本の内容は、非常に哲学的であるが、別の意味で、危険なことが書かれている。山崎努は、普段は、寡黙で、物静かであるが、瞬間湯沸かし器のように、「ブチ切れる」癖があるようだ。確かに、山崎努の演技を見ていると、役を超えた「狂気」のようなものを感じさせる。また、「役柄」に徹底的にこだわり、その人間に成りきろうとするようだ。イマドキの若手俳優などは、演技というものを完全に「なめ切っている」と言えるだろう。山崎努という不世出の俳優の生き方を見ても分かるように、「一流の人間」になるには、やはり「自分のスタイル」を徹底的に貫くことが必要不可欠である。「面倒くさい人」と思わることを気にするのが、我々凡人である。しかし、「面倒くさい人」と思われることを恐ろしがっていては、他者より抜きんでることは決して出来ないように私は思う。私自信は、どちらかと言うと「面倒くさい人」と勘違いされがちである。しかし、これからは敢えて「面倒くさい人」でい続けようと思う。