孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

心斎橋大学 「作家を養成する学校」 講師陣に やしきたかじん 笑福亭鶴瓶らと親しかった 新野新やその他関西の「業界人」が名を連ねる 月に2万円以上と教材費とそれ以上の雑費を払ってまで通う価値などない  

心斎橋大学という、作家やエッセイストを養成する学校が大阪にある。新聞の広告に小さく掲載されていたりするが、あまり一般的には知られていない。代表者は、新野新であり、その他の講師陣に、「関西のテレビ業界の面々」の名前が連なっている。新野新を知る人は、もう関西では少ないのではないだろうか。かつて、笑福亭鶴瓶と一緒に「ぬかるみの世界」という超人気番組に出演した。本業は、「構成作家」であるが、「強烈なキャラ」の持ち主で、その辺のタレントより100倍面白い。また、やしきたかじんらとも親しかった。他の講師陣の名前を見る、中途半端な面々ばかりである。もと、一流の「シナリオライター」や「映画監督」を講師にしても良いのではないかと思うほどだ。月謝は、2万円ぐらいとなっているが、教材費は別で、その他の「雑費」も取られるので、かなりの金をぼったくられる。様々なコースが併設されているので、方向性が全く見えてこない。そもそも、「映画監督」や「シナリオライター」などの職種になるために、わざわざ学校に通う必要があるのかと私は思う。日大の芸術学科、早稲田の演劇学科、大阪芸術大学など有名である。日大の芸術学科は、伝統があって、数多くの「OB」を輩出してきた。深作欣二監督も同校の出身である。しかし、深作欣二監督は、若山富三郎から、「あいつは、東大ではなく、日大出身か」と馬鹿にされた話は有名である。昔の「映画監督」は、東京大学出身ばかりで、「映画会社」という狭き門を突破した「超エリート」たち。日本の芸術学科出身の深作欣二監督は、少数派であった。作家として大成する人は、「生まれついた才能と感受性」を兼ね備えている。他人に教えてもらって、一朝一石に作家になれるものではない。文章能力は、努力である程度の水準にまで達することができる。しかし、「文才」は、努力では如何ともし難いものだ。私自身も「文才」がないことを「コンプレックス」に感じている。「心斎橋大学」。名前からして、ふざけている。