孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

兵庫県警 コンビニの60歳女性店員を「誤認逮捕」 コンビニ店長も「差別と偏見」で警察に差し出す 私人系YouTuberよりも悪質 警察組織は「謝って済む」と言うのが常である

兵庫県警が60歳代のコンビニの女性店員を誤認逮捕したが、釈放したと発表した。30日午後、兵庫県尼崎市内のコンビニの店長から「店の金、数十万を盗んだ従業員と話しているが、犯行を認めない」と尼崎南署に通報があった。兵庫県警は「防犯カメラの映像」を確認して、この60歳代のコンビニ女性店員を1日の未明に逮捕した。女性は、一貫して犯行を否認した。しかし、その後コンビニ側が誤って本部に「売上金」を多く送金していたことが分かったので、女性を釈放せざるを得なくなった。兵庫県警は、「店側の説明を真に受けて、裏付け捜査が不十分であった」と弁解している。とんでもない「人権蹂躙」事件である。コンビニの店長の、確たる証拠もないのに、60歳代女性の店員を「あたかもお金を盗んだ犯人と決めつけて、警察に差し出した」行為は、非常に悪質だ。近年私人系YouTuberが問題になっているが、この店長の行為の方が許せざる行いである。この店長は、60歳代女性に対して「何らかの差別と偏見」があったことは間違いないだろう。そして、「警察組織」に対して全面的に信頼を寄せているのも問題である。人間というものは、「人の本質」を見抜けないものだ。「外見」だけで人を判断して、その人間の「真実の姿」を喝破することが出来ない。最近は、増すますそうした傾向が著しくなってきた。私人系YouTuberの場合は、「自分が目立ちたい」だけの利得や打算で行動している。一方、「自分のコンビニで働いている無実の60歳女性店員」を「何の根拠もなく」「警察組織」に差し出すことを「正義」だと思い込んでいるという心理が非常に怖い。兵庫県警は、「防犯カメラの映像」を確認したと言っているが、「非情に杜撰な捜査」しかしていない。そもそも「防犯カメラの映像」を全面的に過信するのは危険である。「不鮮明な映像」だけで、勇み足で、犯人と断定することが多々あるからだ。「店側の説明を真に受けた」と弁解しているが、他人に責任転嫁するのは「警察のお得意芸」でもある。誤認逮捕は、著しい市民への人権蹂躙であるにも関わらず、「警察組織」は「謝って済む」と確信している。残念ながら、「自分のコンビニで働いる無実の60歳代女性」を警察に差し出したコンビニ店長のような人間が世間の大半である。「警察組織」の「無謬性」を疑わない。私たちがこうした認識を変えない限り、「警察組織」の一般市民への人権侵害は根絶しないだろう。