孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

和歌山県警 段ボール箱の穴から同僚を盗撮 「紀州のドン・ファン事件」で上京中の警察官も盗撮のうえ傷害 まったく反省の色なし

和歌山県警の34歳の男性巡査長が、和歌山県迷惑防止条例違反と児童ポルノ禁止法違反で書類送検された。逮捕容疑は、昨年の8月5日と23日、そして12月8日の深夜3回にわたり、自ら勤務する交番内の洗面所の穴のある段ボール箱内に、個人所有のスマートフォンを隠して、休憩中に洗面所を利用した同僚の20歳代の女性警察官2人の様子を動画で撮影したというもの。また、その後の捜査で、男性巡査長は、一昨年4月署内に保管されていた捜査書類から、女児2人の児童ポルノ画像9枚を複写して、画像データを保管していた疑いも浮上した。10日付で、停職6か月の懲戒処分としたが、男性巡査長は、依願退職した。警察官の性犯罪が毎日のように発生しているので、私たちは、この種の不祥事に驚かなくなってきているのでだろうか。これは、非常に恐ろしいことだと思う。それにしても、この和歌山県警の盗撮は、極めて悪質であるにもかかわらず、実名を公表していない。一般人が、同じように、盗撮すれば実名で報道されて、好奇な目にさらされて、職を失うにもかかわらず。警察組織は、身内の不祥事に寛大どころか、隠蔽する。「世間にばれなければ、不祥事ではない」といった認識は、警察組織特有の論理だ。和歌山県警では、昨年も不心得な警察官が逮捕されている。それは、讃岐正雄と言う警察官である。和歌山県警捜査1課の巡査部長であった、讃岐正雄は、「紀州ドン・ファン事件」で上京中に、東京と大田区の路上で、女性を盗撮しようとして、けがを負わせ、東京都迷惑防止条例違反と傷害で逮捕された。讃岐正雄には、前科があった。橋下市で、民家の風呂場をのぞいたというものである。おそらく、和歌山県警の上層部に気にいられた警察官で、将来を嘱望されたいたのであろう。女性を盗撮しようとして、気づかれて、暴力をふるううような輩が、優秀な警察官として組織の中で、優遇されていること自体、警察組織の病理以外の何物でもない。「紀州ドン・ファン事件」では、昨年の4月28日に、須藤早貴容疑者が逮捕された。刑事部長が記者会見するなど、メディアは和歌山県警を大絶賛した。「間接証拠を積み上げた、素晴らしい捜査」であると。しかし、いまだ、裁判の目途がついていないことを考えると、果たして、和歌山県警の捜査を評価したことは妥当だったのだろうか。