孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

三穂希裕月と言う霊能者 そして「三穂の家」のうさん臭さ 「世紀末に大受難が待ち受けている」「移住して不動産を購入しなけば生き残れない」と脅す 裁判で敗訴した 霊感はあったのだろう しかし「お金儲けに走った霊能者」の典型的なケース 

「霊能者」の本を読んでいたら、三穂希裕月と言う霊能者の事が私の心に引っかかった。調べると、本を出版したり、有名芸能人を霊視したり有名であった。その当時私は生まれていなかったので、知らなかったのだろう。何よりも驚いたのは、岡山県に宗教施設を作っていたことだ。「三穂の家」と言い、農産物を販売している。謂わば、「ヤマギシズム」のような「理想郷」を求める組織だろうか。しかし、この「三穂の家」が裁判沙汰になっているのだ。「世紀末に大受難が待ち受けている。三穂の郷に移住しなければ、生き残れないと言う予言を信じさせ、岡山県賀陽町の不動産を購入した札幌市などに住む住人の8人が宗教法人三穂の家と同法人三穂月裕月 本名岡民子代表らに総額約8000万円の損害賠償」を求める訴訟が提起された。この裁判では、「三穂の家」が敗訴している。判決によると、札幌地裁の橋本晃二裁判長は、「予言が的中しなければ、山奥の土地や建物に利益価値はない。それを取得するために原告は多額の借金に苦しむことになった。違法な勧奨だ」として被告に7800万円の支払い命じた。この裁判は、2001年10月23日に札幌地裁で下されている。現在でも「三穂の家」が存続している。三穂希裕月と言う霊能者が気になったのは、主張していることが、もっともらくしく「本物の霊能者」ではないかと私が感じたからだ。その本によると、三穂月裕月は、「過酷な人生」を経験した末に、「霊感」があることに気付いたというのだ。非常に説得力のある事を言っていて、私は、「本物の霊能者」と直感した。おそらく、最初は三穂希裕月も「人を助けようとする意志」はあったのだろう。しかし、霊能者というものは、当たるとなると、評判が高くなり、お金儲けに走ってしまう。そして、「最初あった強力な霊感」も薄れて行く。三穂希裕月は、昭和15年生まれであって、健在していて当然だが、とっくに亡くなっている。典型的な「霊能者」の末路のではないだろうか。私はブログで再三書いてきたように、スピリチュアルなことに関心がある。祖母が民間宗教に嵌っていた。その血筋を受け継いでいるのだろう。霊能者に悪いことを言われて、絶望しているが。私自身「霊感体質」があるのではないかと思う今日この頃だ。