孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

松本人志 様々な人が論じるが ナンシー関に語ってもらいたかった 有吉弘行の才能を見抜き 芸能人を震え上がらせた鬼才

 渦中の人である松本人志を様々な人が論じるが、どうもしっくりこない。基本的に芸能人は松本人志を擁護するスタンスを取る。個人的に今回の事件について論じてもらいたかったのが、ナンシー関である。若い人はナンシー関と言う名前すら知らないだろう。消しゴム版画で、独特の文章を書くコラムニストである。著作が多いので、知らない人は是非、本屋あるいはAmazonやメルカリで購入して戴きたい。私はナンシー関の本をすでに、メルカリで「まとめ売り」して現在ナンシー関の本が手元に全くない。私はメルカリで相当価値のある本を売ってしまった。特に「マニアックな映画・芸能関係の本」を所蔵していたので、それらの本はAmazonでも販売していない場合が多く、かなりの高額で売れるのである。本というものは財産であるが、貧乏な私が金を手っ取り早く得るには仕方がない。ナンシー関は、2002年に40歳にならずして急死した。ナンシー関松本人志をべた褒めしていた。松本人志の才能だけは、ある種の天才的なものであると。確かに私も松本人志は天才であると思う。「ツッコミの天才」「頭の回転の良さ」「関西人としての毒」どれを取っても申し分がない。しかし松本人志には品がない。デビュー当時からその「品のなさ」は全く変わっていない。今回の事件も起こり得るべくして起きたと言っても良いだろう。その点「爆笑問題」の太田光は、面白くないが、品がある。ナンシー関はことごとく芸能人を批判した。川島なお美小倉智昭デーブスペクターと言った人間は特に槍玉にあげられた。小倉智昭などは、ナンシー関に相当恨みを持っていたようだ。一方でナンシー関有吉弘行の才能をいち早く見抜いていた。「猿岩石」として相方の森脇と活動していた頃にである。ナンシー関が消しゴム版画で芸能人たちを鋭い批評眼で立った斬るので、多くの芸能人たちは「次は自分がナンシー関に批判されるのではないか」と怯えていた。ナンシー関があれほどテレビを愛したのは、自身が芸能人になりたかったからではないだろうか。ナンシー関は超肥満体型で自らの容姿にコンプレックスを持っていた。そのため評論家してのテレビ出演がほとんどない。ナンシー関が生きていたら、松本人志をいかに語っただろうか。その意見を聞きたくて仕方がない。