孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

田崎史郎 違った意味で人気があるのは「福井なまり」 あの言葉遣いがあってこそ 学生時代は三里塚闘争において凶器準備集合罪で逮捕され13日の拘留 団塊の世代にありがちな権力志向の人

田崎史郎が相変わらずテレビに引っ張りだこである。安倍政権と親しかった事をある種のネタにしている気がしてならない。本来であれば、テレビ局はそうした「権力に迎合するという」イメージが世間に浸透しまったならば、起用しない。しかし最近のテレビ局はそうした倫理観に欠片もなく、ただ視聴率が取れる人間であれば、多少の問題人物であっても使い続けるのではないだろうか。田崎史郎がテレビに出演すれば、視聴率を稼げる。その原因は、あの標準語でもないイントネーションにあると私は考えている。田崎史郎の話をじっくりと聞いていると、内容の如何に問わず、妙に人を惹きつける話術があるように思えてならない。田崎史郎福井県出身である。福井という所は非常に田舎で、独特のなまりのある土地柄でもある。北陸は、裏日本と蔑まれてきた歴史がある。しかしその反面非常に忍耐強いあるいは計算高い性質を生み出した。南国の人間とは明らかに性格が違うのである。九州や四国は割合と穏やかな性格を育む。山口組が北陸に浸出しようとして、福井の大親分にもめた結果、大抗争にまで発展してたことはあまりにも有名な話。そうした土地柄で育った田崎史郎が、一筋縄で行かない人間になったとしても何ら不思議ではない。田崎史郎は、福井なまりで話す。意図してやっているのか、それともいまだ「福井なまり」が抜けきれないのか。おそらく、両方ではないだろうか。意図してやっている面もあれば、いまだ「福井なまり」から抜け出せない面もある。意識すれば、正しいイントネーションに修正できるけれども敢えてしない。何故ならば、「福井なまり」で話す方が人を惹きつけるからである。田崎史郎は、中央大学入学後、学生運動に関与して三里塚闘争において凶器準備集合罪で逮捕されている。その辺は関心する。「口先だけでなく実行する筋金入りの学生運動の闘士」であったことは称賛に価する。大体の人間が、嘘を付いて、学園紛争に参加したなどとほらをふく。しかし田崎史郎は実際に行動したのだ。その後も時事通信に入局しても組合運動に勤しむ。その田崎史郎が転向して、権力に迎合するようになったか。団塊の世代にありがちな権力志向が反転しただけだと私は思えてならない。