現和歌山県警本部長山崎洋平が警察庁内閣官房に栄転した。若干48歳でこのポストに就任することは、同期の警察官僚と比して、出世コースを歩んでいることは間違いない。
昨年加太に岸田文雄首相が来和した折に、爆発物を投げられるテロが発生した。
加太の漁師のおっさんが、プロレス技をかけて抑え込んで、大絶賛された。
しかし私はあのおっさんを見ていると、吐き気がしてならない。
言うなれば、和歌山の住人は和歌山県警に好意的である。
和歌山県警は、警察官僚の出世コースの通過点になっている。
カレー事件を捜査の指揮を取った米田壮も警察長官。
北海道警察がヤジをした人たちを排除した時の北海道警察の本部長山岸直人も和歌山県警本部長を歴任。
現千葉県警本部長の宮沢忠孝も和歌山県警本部長を歴任して、警視庁公安部部長を務めるなど華やかなキャリア組のひとり。
檜垣重臣も和歌山県警本部長を歴任後、現在は警察庁生活安全部長である。
他に挙げれば枚挙にいとまがない。
和歌山県警は田舎警察でありながら相当闇の深い組織でもある。