孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

石ノ森章太郎の息子 小野寺丈 現在は芸名は丈 高嶋政伸が出演していた「ホテル」の北山先輩役 父親の原作にはほとんど出演していないが 太田プロ所属 息子は「生島ヒロシの事務所」 やはり芸能界にはコネがある! 

石ノ森章太郎の息子は小野寺丈という俳優である。山村美沙の娘の山村紅葉と違って、親の作品にはほとんど出演していない。しかし、太田プロという芸能界でも力のあるプロダクションに所属している。小野寺丈と言っても顔を直ぐに浮かべることが出来る人はほとんどいないだろう。しかし高嶋政伸が若き頃に出演していた「ホテル」の北山先輩と言えば、分かるはずである。このドラマは高嶋政伸の当たり役で、毎回「姉さん、事件です」というセリフが印象に残った。北山先輩役の小野寺丈も「人の良い先輩」にぴったりであった。小野寺丈自身は「石ノ森章太郎の息子と言われる」事が嫌いであると断言している。言い換えれば、自分は「親のコネ」で芸能活動をしている訳ではない。自分の実力でこの地位を築いてきたと言いたいのだろう。山村紅葉とはそこが違う。しかし、小野寺丈を何かのドラマで見たことがある。あまり演技が上手くないのである。本人は野田秀樹の舞台に立ったりとしているようであるが、演技というものはそんなに生やさしいものではないと私は考えている。演劇論を熱く語る者に限って、2時間ドラマ、普通のドラマそして映画で全く存在感を提示できていないのである。はっきり言って俳優にとって一番大切なのは、「存在感」である。セリフの言い回しや演技力もあるが、ぱっとしないのは「存在感」がないからである。逆に演技など経験したこともないのに、映画に出演して、「異常な存在感」を提示できる稀有な人たちがいる。この人たちは、生まれ持った才能があるのだろう。小野寺丈の息子もタレントで生島ヒロシの「生島企画」に所属している。親子そろって、大手芸能事務所に所属している。芸能界は所属している事務所によって仕事の量が決まる。たとえ才能がなくても、大手芸能事務所に所属しているだけで、テレビに出演しているタレントがいかに多いことか。小野寺丈は自分の力だけで芸能界を生き抜いてきたと豪語する。しかし石ノ森章太郎という父の「ネームバリュー」がどれほど影響があったか。そう意味で小野寺丈も親のコネの恩恵にあずかっているのである。