孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

女は上昇婚を望んでいるのだろうか?

自分の年収や社会的階層が上の男と結婚することを上昇婚と呼ぶ。昔は、玉の輿に乗ると言われたように、女にとって、幸せの形でもあった。しかし、現代においては、どうだろうか。統計的には、男の年収や社会的階層が高かったり、同じにとどまっている。しかし、現実は、いささか違ってくるのではないだろうか。私の姉が、子供を保育所に通わせている。その夫婦たちを見ていると、どうも、上昇婚とは無縁の集まりのように思えてならない。悪く言えば、何となく、同じ、学歴、生育環境のような、カップルが何も考えずに、結婚した感じがしてならない。おそらく、首都圏に住む、「意識高い系女子」であれば、いささか、事情が異なってくるだろう。「年収500万の星野源」が、婚活相手に求める、最低ラインであった。これは、「意識高い系女子」の本音を如実に表現した言葉だ。これだけ、SNSが発達しても、地方と首都圏では、文化レベルに差が出てくるように思えてならない。また、同じ地方であっても、より細分化された階層のようなものが存在している。保育所と幼稚園でも、微妙に親のタイプが違う。そして、小学校に入り、「お受験」をさせるかが、決定打になる。私の住んでいる県では、非常に、中学受験がブームである。私立中学はもちろん、公立高校が併設した、六年一貫性の中学受験が人気がある。そのため、塾が乱立している。公立中学の入試にもかかわらず、私立よりも難しい問題が出題される。そのため、小学校高学年から、塾に通わせなければ合格できない。塾に通わせるには、ある程度、経済的に余裕のある家庭でなければ到底無理である。いったい、何のために、公立高校が、中学を併設したのだろうか。親の年収によって、学歴格差が生じることが、社会的な問題になって久しい。そうした問題を是正するためではなかったのか。小さい子供を塾に通わせる親の顔を見てると、嫌な気持ちにさせられる。ブランド品を手に入れたいだけ。子供も、眼鏡をかけて、貧相な雰囲気。たとえ、国立の医学部に入学しても、こんな医者に診てもらいたくない。メディアに取り上げられるのは、極端な事情を抱えた女である。風俗で働いていたり、メンタルを患っていたりと。地方で暮らしている、ごく普通の女子の姿が、見えてこないように思える。