孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

眞子様の結婚を、「皇室の多様化」と美化する毎日新聞とサンデー毎日の不可解さ

1月12日の毎日新聞の記者の目で、「サンデー毎日」編集長の坂巻史郎氏が、「眞子さん結婚と報道」というタイトルで寄稿した。その文章を読んで、あまりにもピント外れなことを述べているので、愕然とした。毎日新聞が発行しているサンデー毎日は、成城大学文芸学部の森暢平教授が、「皇室ウオッチャー」として、眞子様の結婚に対して肯定的な記事を書き続けた。特に酷いと感じた主張は、「男性の年収・地位、女性の容貌・優しさのようなステレオタイプ化した魅力は、重要でない。飾らない自分をどれだけ相手にさらけ出せるかに価値が置かれる」。さらに、皇后雅子さまが、後継ぎになる男児に恵まれなかった。妻と別居状態にあった皇族の存在。現在でも非婚の女性皇族が複数いることなどを紹介したうえで、「かつての皇室は、日本の家族の未来の理想を見せればよかった。一方、現在の皇室は、人々の現実を映す鏡である」というものである。何を綺麗事言っているのだと言いたくなる。眞子様の結婚を「女性の自立」と評価する、リベラル派の人間があまりにも多かったのが残念である。小室圭さんの母親の、金銭問題や反社会的勢力との関係が、週刊誌によって報じられた。これらの報道をデマや誹謗とすり換えて、うやむやにすることの方が、社会正義に背くことになりはしないだろうか。視点を変えれば、「現在の皇室は、人々の現実を写す鏡である」というのは、眞子さまが、イケメンである小室圭さんを所有したいという点で、納得できる。何故なら、イケメンで中身のない男を所有したいだけというのが、イマドキ女子だからだ。今週の女性週刊誌に、NY在住の日系人を取材している。その日系人は、次のように語っている、「圭さんには残念な気持ちです」「圭さんは、外務省にひき合わせてもらった日系人弁護士に就職先を紹介してもらったと聞いています。その弁護士も、かつて圭さんのインターンシップの面倒見ていたこともあるとか」「弁護士資格を持たない彼をマンハッタンの一等地にある法律事務所に就職させたその日系弁護士は、結婚への道筋を作ってくれた恩人です。それなのに、フタを開ければ、試験に不合格なんて、その弁護士の顔に泥を塗ったようなものです」と。こうした生々しい声を載せる週刊誌の方が、嘘くさい言葉を並び立てる、毎日新聞社よりよほど信用できると思う。