孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

竹田恒泰 「差別主義者」ツイートは名誉毀損に当たらず敗訴する。

twitterで、差別主義者、いじめ常習者などと指摘されたのは、名誉毀損だとして、作家の竹田恒泰氏が、紛争史家の山崎雅弘に550万円の損害賠償と投稿削除などを求めた訴訟の控訴審判決が24日東京高裁であり、高橋譲裁判長は、「各ツイートは、公正な意見論評の表明」として、竹田氏側の控訴を棄却した。判決によると、2019年11月、竹田氏が富山県朝日町の教育委員会主催の講演会に講師として、招かれることについて、中高生に、「自国優生思想」を植え付けるなどと批判する投稿をしていた。当然の判決で、竹田恒泰のような人間を批判しただけで、名誉毀損の罪に問われたら、たまったものではない。最近、twitterでの発言が、誹謗、中傷に当たるという方向性に向いている。これは、非常に危険なことではないだろうか。世間的に名前の知られていない、ごく普通の人の名前をネット上に流し、事実無根のことを書き込むことは、当然、罰せられるべきことである。しかし、知名度が高く、問題のある人間のことを少しばかり、強い論調で批判することは、許されるように思う。もし、そうした行為が過剰に監視され、罰せられることがあれば、言論の自由を侵害するものではないだろうか。竹田恒泰は、明治天皇の玄孫であり、メディアによく露出しているが、その発言内容は、あまりにもお粗末のものである。先陣を切って、「女性宮家」に反対しているが、その根拠も論理的一貫性がなく、ただの感情論に過ぎない。そもそも、私たち庶民に、天皇家のことなど全く無縁なもので、どちらでも良い。そんな、くだらない論争に付き合っている暇がない。この事件での山崎雅弘氏の、「自国優生思想」を植え付けるは、至極まっとうな意見である。それにしても酷いのは、「産経新聞」の朝日新聞に対する行き過ぎた批判。花田紀凱が編集長の「Hаnаdа」「will」といった一連の雑誌の思想である。どういった思想を持とうが、個人の勝手であるが、自分と異なる思想の人を薄汚く罵るのは、あまりにも品性に欠けている。こういった連中にシンパシーを感じる人間が多いのは、困りものである。