孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

「吉本住みます芸人」は少しも面白くない ダウタウンの育ての親 大崎洋会長の独裁性には辟易

NHKの「アナザーストーリーズ」でダウンタウンの育ての親である大崎洋会長について特集しているのを見た。NSCというお笑い養成所や、二丁目劇場を作り、ダウンタウンを育てた意味では、才能のある人物なのかもしれない。しかし、インタビューに答える大崎洋という人物を見ていたら、手放しに評価する気にはなれなかった。何か、傲岸不遜な態度が見え隠れしてならないのだ。ダウンタウン松本人志は、お笑いの天才であることは誰もが認めるところである。しかし、最近の松本人志は、カリスマ化され過ぎて、一芸人であるというより、文化人という立ち位置にいる感じがしてならない。ネット上でも、ある社会問題についての松本人志の発言が、大きく影響力を与えるようになってきた。これは不健全な事ではないかと思う。何故、松本人志の意見を御宣託のように受け給わなければいけないのか。確かに、松本人志の勘は鋭くて、頭の悪い大学教授よりよほどまともな見解を提示することがある。しかし、実際には、松本人志の独断と偏見によるもので、到底受け入れ難い発言も多い。雨上がり決死隊宮迫博之の復帰に関しても、大崎洋会長は、「もう戻らんでええ」とあっさり斬り捨てた。この対応は、少し冷たすぎるのではないだろうか。闇営業問題をしたのは、所属タレントだけの問題なのかと言いたい。吉本のトップの自分は、全く関係がないとういうのは、部下に責任を押し付けて、辞めさせるのと何ら変わりない。「吉本住みます芸人」というものがある。2011年から始まったプロジェクトで、各都道府県に若手の吉本芸人を移住させて、地域でお笑い活動させるといったものである。このアイデアも大崎洋会長が生み出したそうだ。あざとい商法にしか感じられない。吉本のブランド力をそこまでして、高めたいのか。ローカルタレントは、仕事を奪われるのは目に見えている。最近の吉本興行の悪弊は、維新の会との蜜月である。松井一郎、吉村洋文をベタ褒めすることが、関西の吉本の芸人の義務になっている。政治を揶揄するのが、芸人の仕事の一つでもあるのに、大崎洋はいったいどのように考えているのだろうか。