滋賀県警は、信号を無視したとして逮捕した男性が、実は、「黄色信号」だったとして12分後に、釈放した。長浜署によると、11月30日の午前11時50分頃長浜市の駐車場で、交通トラブルが発生した。パトカーが、現場から逃走した車を近くで発見して、停車を求めて約3キロにわたり追跡した。そして、「赤信号」を無視したとして、2時間後にトラック運転手を現行犯逮捕した。しかし、「黄色信号」だったことが分かり、約12分後の午後2時31分にトラック運転手を釈放した。初歩的な捜査もできないかとあきれ果てて物も言えない。しかし、滋賀県警は、過去に「誤認逮捕」を繰り返している。2018年に大学4年生の男子学生を高齢者から200万円をだまし取った詐欺グループの主犯格として詐欺罪で逮捕した。この事件は、テレビのワイドショーなので紹介されて有名な事件である。最初に詐欺罪で逮捕した男と男子大学生が、偶然にもアルバイト先が同じであった。逮捕された男は、共犯として、男子大学生の名前を告げたことによって、逮捕に至った。しかし、男子大学生には犯行時間帯のアリバイがあった。この男子大学生は、無実の罪で10ヶ月も勾留された挙句に、内定を取り消された。また、2019年にも同じく「誤認逮捕」が発生している。2019年10月17日乳幼児の腕に噛みつき、全治1週間のけがを負わせたとして母親が逮捕された。母親は、自白を強要されるなどして、23日間も勾留された。しかし、「歯型」が別人であることが判明して、母親の無実が、明らかになった。何と言っても、最近の「滋賀県警」の最大の「冤罪事件」は、湖東記念病院事件である。知的にハンディキャップを抱えた西山美香さんが、警察官に恋心を抱き、「虚偽の自白」をしたことによって犯人に仕立てられた。西山美香さんは、逮捕されて刑務所に服役して、再審請求を求めて、2020年に無罪となった。西山美香さんのハンディキャップに付け込んだ刑事の名前は、ネット上では、実名で上がっているが、処罰されてもいない。それどころか、国家賠償訴訟において、滋賀県警は、いまだに西山美香さんを犯人であるかのような発言をしている。この2,3年の「滋賀県警の不祥事」の不祥事を挙げれば枚挙に暇がないぐらいである。これほど悪質な「地方警察」もまれではないだろうか。警視庁、大阪府警、神奈川県警、愛知県警、北海道警察に次ぐ「警察組織」にノミネートされ得るだろう。毎日のように警察官の犯罪が全国各地で発生している。警察官は、やはり潜在的犯罪者と言っても過言ではない。