「袴田事件」の再審開始決定がなされて、メデイアは集中的に報道している。
特に、「朝日新聞」を初め、「袴田事件」が発生した地元の静岡のメディアは、まるで自分たちが、袴田巌さんが最初から「無実」であったかのような報道をしている。
「袴田事件」が発生した当初のメディアは、袴田巌さんが、真犯人と断定した報道を繰り返した。
袴田巌さんは、警察の取り調べで、凄まじい人権侵害を受けた。
一日、平均12時間以上の取り調べ。真夏の最中に、警察官たちは、暴力を振るい、取調室に「便器」を持ち込むという過酷なものであった。
最後は、袴田巌さんは、意識朦朧として、警察官に無理矢理、「調書」に判を押された。
こうした「袴田事件」における「警察組織」のむき出しの暴力について、「朝日新聞」は、全く言及せず、美辞麗句の記事を書いている。
袴田巌さんの地元のメディアも、事件発生時には、袴田巌さんを「真犯人」と決めて付けた報道した過去を忘れ、袴田巌さんと姉の袴田秀子さんの絆を美化する記事を書いている。
許せないのは、「朝日新聞」だ。
袴田巌さんと姉の袴田秀子さんの人生を翻弄したには、「警察組織」であること直接書くべきではないのか。
また、「世論」に押されなければ、「冤罪事件」の記事を書かない「朝日新聞」の弱腰には、呆れて物が言えない。
「袴田事件」については、書くことがあり過ぎて、纏まりのない文章になった。
私は、これからも「袴田事件」については「ブログ」で書いていくつもりだ。