時間がなく、感情的になってしまうが投稿する。
「袴田事件」の再審開始決定がなされて、メディアは、あたかも「独善的な正義」の報道をしている。
そもそも、昭和41年当時、袴田巌さんが、明らかに犯人でないにもかかわらず、静岡県警の「リーク」によって袴田巌さんを犯人と断定した報道をした。
袴田巌の母親は、「巌は、だめかいねぇ。巌は、だめかいねぇ。」と言って無念の裡に死んでいった。
全ての「冤罪事件」は、「冤罪被害者」のみならず、家族までもが、警察組織に人生を翻弄される。
今回の東京高検が、特別抗告を断念せざるを得なかったのは、「世論」の力が大きい。
ネット上で署名もあり、私もした。
しかし、大がかりな弁護団が結成されて、メディアに注目される「冤罪事件」は氷山の一角に過ぎない。
普段は、「警察組織」の御用聞きになっているメディアが、「世論」の力だけで、「正義面」する有様に、私は腹わたが煮えちぎられる思いだ。
「袴田事件」については、何の社会的地位もない私であるが、これからも「ブログ」で発信していきたい。