孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

武田鉄矢 「教員不足」に 「責任の一端は私に」 どこまで「金八先生」を演じるのか? しかしある意味「名優」かもしれない

武田鉄矢が、ワイドショーで「教員不足」について語った。東野幸治らが、教師の「理想と現実」のギャップについて触れると、武田鉄矢は、「責任の一端は私に」と発言した。また、自身の「教育実習」についても触れた。「3年B組金八先生」の影響を受けて、教師になったという現役の教師がいるほどに、武田鉄矢の影響が大きいのはある意味事実である。最近では、「問題発言」をして何かと話題になっているが、「暴走」が止まること知らない。私が、「ツッコミを入れたくなる」のは、朝のラジオ番組での武田鉄矢だ。MCのアナウンサーである水谷加奈に、「かな、かな」となれ親しく呼ぶ。そして、「自分が読書家であることを自慢するがごとく、本の知識をひけらかす」。完全に、この朝のラジオ番組で武田鉄矢は、「金八先生」を演じ切っているのである。「かな、かな」と呼ばれる水谷加奈アナウンサーは、内心「うざい奴」と思っているに違いない。武田鉄矢が、「3年B組金八先生」を演じた際に、ジャニーズの田原俊彦近藤真彦に対する態度と、その他の生徒を演じる無名の役者の卵たちへの態度が大きく違ったという。「権威のある人間とそうではない人間によって態度を使い分ける」のは、あまりにも「金八先生」のイメージとは違うものである。よもや、世間の人たちは、武田鉄矢がそうした「裏の顔」を持っているとは思わないだろう。同じように、「男はつらいよ」の寅さんを演じる国民的大スターである渥美清渥美清も、「寅さん」とは違う素顔を持っていた。ある無名の芸人が、街で渥美清を見かけて、「おーい。寅さん」と声をかけた。すると、渥美清は、憮然とした態度で無視をしたという。当たり前であるが、演じた役柄とその役者の私生活での素顔は全く別の事が多いようだ。しかし、素人は、役柄において「良い人」を演じたら、その役者の人間性まで高潔な人間と錯覚してしまいがちである。武田鉄矢などその最たるものだろう。しかし、武田鉄矢、役柄と私生活での素顔のギャップが大きい意味で、ある意味日本を代表する「名優」かもしれない。