孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

月刊「Hanada」編集長 花田紀凱の罪と罰 土井たか子さんを根拠もなく「朝鮮人」と中傷 このような手合いが手掛ける雑誌が売れるのが現代の日本

月刊「Hanada」「Will」といった「極右」雑誌の売れ行きが非常に良い。一般的に「嫌韓本」「ヘイト本」と呼ばれている。一部の良識ある個人経営の本屋さんの中には、この「ヘイト本」を書店に置かないという「ポリシー」を持っている志の高い方々がいる。大阪で本屋を経営している「隆祥館書店」の二村知子さんという方がおられる。大阪のメディアでは、紹介されて、結構有名な方である。私は、この方と面識がある。メディアに出演されている人間は、私のような「無名の人間」に対しては、歯牙にもかけないのが一般的であると思う。しかし、二村知子さんは、私に対しても、分け隔てなく接してくれる。おそらく、私が、かなり「本の知識」があって、それなりに「小難しい事」を言うので、無下に接しては、いけないと考えられるおられるのではないだろうか。とにかく、二村知子さんの「本に対する熱い想い」は、本物であることは間違いないだろう。月刊「Hanada」の編集長は、花田紀凱である。以前は、月刊「Will」の編集長でもあった。花田紀凱は、元々「文藝春秋社」に入社して、池波正太郎などの大作家の編集を手掛けた。その後、様々な雑誌を転々とする。「朝日新聞社」にも一時期在籍したことがあるのは驚きである。月刊「Will」編集長の時には、土井たか子を「朝鮮人」と中傷した記事を掲載した。詳細は、月刊「Will」2006年5月号で、土井たか子さんを本名「李高順」と小見出しを立て、土井たか子さんが「朝鮮人」であることを隠して、政治家を続けているかのように記事を掲載した。大阪高裁は、この記事を書いた産経新聞政治部長花岡信昭と「ワック・マガジン社」に300万円の賠償命令という判決を下した。土井たか子さんが、「朝鮮人」という根拠もない「デマ」を流し誹謗・中傷するのは、許し難い振る舞いである。直ぐに、自分の気に入らない人間を「反日」「朝鮮人」と言いたがるのは、「幼稚な思考」で頭が悪いとしか言いようがない。花田紀凱は、「産経新聞」の土曜日版で、「週刊誌の寸評」をしている。はっきり言って、誰で誰でも分かる内容で、とても「業界人」としての鋭さが全くない。花田紀凱のような手合いが、手掛ける「Hanada」のような雑誌が爆発的に売れていると思うと、日本の行く末は真っ暗である。