「朝日新聞」の声欄以外に「ひととき」という投書コーナーがある。
「ひととき」は、歴史があり、戦後の「家族の在り方」を反映するとまで、高評価する評論家が存在するほどの「朝日新聞」の名物コーナーである。
私は、声欄以外にも毎朝チエックしている。今日は、忙しくて、夕方に喫茶店に行ったために急遽書くことになった。
最近の朝日新聞の「ひととき」は、一言でいうと、「家族の自慢」に過ぎない。
主に、団塊の世代が、自分の孫を世話するという投稿が多い。
かつて、「権力」に楯突いて、「学園紛争」の「バリケード」に革命の夢を見た世代。
その団塊の世代が、「孫に囲まれて、余生を送る」ことに満足する。
本当に、団塊の世代の「狡さ」が垣間見える。
今日の投稿内容。50歳女。娘が、アルバイト先で同じ年ごろの男の子に前髪をきれいに切ってもらったという趣旨のもの。
娘は、以前が「学校」で前髪を同級生に切ってもらったが、嫌な思いをしたが、今回は、嬉しかった。
この投稿は、娘とアルバイト先の男の子が、この先「恋人」になってもらいたいという願望が行間から窺える。
このような「親バカ」の投書を掲載する「朝日新聞」の記者は、よほど頭が悪いとしか言いようがない。