孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

ビートたけし 「フライデー襲撃事件」で逮捕されると取調べ室で「おびえる」 何が「その男、凶暴につき」なのか? 北野武映画の「暴力」は自分より弱い者をいじめる「非常に陰湿なもの」 日本映画の質を低下させた元凶に過ぎない

ビートたけしが、バイク事故の直前に会いに行った女が村上麗奈と週刊誌が報道した。あまりネットでも話題になっていないが、今まで細川ふみえと思われてきた。村上麗奈という「セクシー女優」は、あまり認知度がない。それにしても、ビートたけしは、色んな女に手を付けているものだと呆れてしまう。ビートたけしは、「オフィス北野」から独立した。原因は、長年支えてきた森昌行氏の「裏切り」だという。しかし、森昌行氏の支えがあって、今日の地位があることは間違いないだろう。森昌行氏のみが、一方的に「悪者」のように報道されているが、二人の間に亀裂を生む原因を作ったのは、明らかにビートたけしの方だ。また、ビートたけしは、自分の映画の版権を巡って、映画製作会社を訴えている。相手は、バンダイナムコアーツ。この会社は、長年「北野映画」の制作に携わってきた。ビートたけしの言い分は、「自分がシナリオを書き、監督を務めた著作権者であるにもかかわらず、国内はともかく、海外使用については、許諾を与えていないのに、使用されて、その対価が支払われていない。だから著作権侵害に当たる」というものだ。はっきり言って、ビートたけしの主張は、「自分の目先の利益」の事しか眼中になく、非常にせこいものである。映画監督は、「自らの作家性」にこだわるべきであって、そろばん勘定に走るのは「映画人」にあるまじき振る舞いだ。ビートたけし語る上で避けて通れないのは、フライデー襲撃事件。ひとりで「講談社」に襲撃していたら、まだ擁護したくなる。しかし、「たけし軍団」を引き連れて、襲撃するのは、卑怯としか言いようがない。横山やすしが、「ひとりで行け、どあほ!」と言ったのは蓋し名言だ。ビートたけしは、逮捕されたが、警察の「取り調べ室」で、おびえあがったと「一部の芸能関係者の間」では有名である。その後、ビートたけしは、「その男、凶暴につき」を監督する。この映画は、深作欣二監督が撮る予定であったが、プロデューサーと行き違いがあった。急遽、ビートたけしに白羽の矢が立った。この映画で一躍ビートたけしは、「映画監督」としての実力を認められる。その後の活躍は、誰もが知るところである。「カメラマン」や「シナリオライター」に文句を付けたりして「その男、凶暴につき」は完成される。北野武は、最近の「アウトレイジ」もそうであるが、ひたすら「暴力」にこだわり続けてきた。私は、「北野映画の暴力」が大嫌いで、吐き気を感じる。「弱い者」がさらに「自分より弱い者」に対して「暴力」を振るうものでしかないからだ。やはり、「取り調べ室」で警察官に少し脅されたぐらいで、「おびえる」ような弱い人間であると再認識させられる。何が「その男、凶暴につき」なのかとビートたけしに言いたい。