孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

佐野史郎さん マザコン 変態の「冬彦」さんを演じた 子供の頃に見ていまだ忘れられない 「凄い役者魂」だ! モデルは秋野暢子の元夫でTBSのプロデューサー田代冬彦か?

佐野史郎さんが大病から復帰した。もう68歳になられるとは思いもしなかった。佐野史郎さんと言えば、やはり「ずっとあなたが好きだった」というドラマの「冬彦さん」であろう。「冬彦さん」は、この年の「流行語大賞」に選ばれるほど、社会現象になった。「マザコン男」の事を「冬彦さん」と呼ぶくらい視聴者に強烈なインパクトを与えた。「ずっとあなたが好きだった」が放送され時、私はまだ小学校5年生であった。しかし、このドラマがいまだ私のなかでは「名作ドラマ」として印象に残っているのだ。母親役の野際陽子も名演技であった。あるインタビューで野際陽子は、「あのドラマは、やはり佐野史郎さんが、凄かった」と答えていた。大女優野際陽子ですら、佐野史郎の演技に一目置くのだから、テレビ史上に残るものだと私は考えている。ドラマの中で「冬彦さん」は、「異常な行動」を取る。今で言えば、若い女たちから「キモイ」「キモイ」の大バッシングであることは間違いない。たとえ「役柄」とはいえ、あのような「演技」を恥じらうことなくした佐野史郎さんの「役者魂」は凄まじいものがある。昔の「小劇団」などは、「変質者」の役を自分から進んで演じる風潮があった。しかし時代が変わって、役者は、世間のイメージばかり気にして、「格好良い役柄」ばかり演じたがるようになった。様々な役柄を演じてこそ、真の役者であるという事を最近の若手の「小劇団の劇団員」は分からないようだ。冬彦さんのモデルは、女優秋野暢子の元夫であったTBSのプロデューサー田代冬彦という噂がある。東京大学を卒業していることだけで、実際に会ったことのある芸能人は、「田代冬彦さんは、そんな方ではない」と発言している。私にはこの芸能人は、本人をかばっているようにしか思えない。「東京大学」を卒業した者に「マザコン」や「変な趣味の持ち主」が多いのも事実であるからだ。いずれにしても、11歳であった私がいまだ佐野史郎さんを見ると、「冬彦さん」を思い出してしまう。やはり佐野史郎さんは、凄い役者さんだ。