孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

幻のひきこもり 北村五郎さん 25年間「豪邸」で独り 松崎ナオの熱烈なファン 「永遠の清楚さ持った人」 しかし現在61歳の消息が分からず メディアは後追い報道するべきだと思う

2000年頃にフジテレビの深夜に25年間ひきこもっている北村五郎さんという方の生活を密着する番組が放送された。同時期に「ひきこもり」を精神医学的な見地から論じ始めて、社会問題化した。この番組は一部の人たちに熱狂的に支持されて、北村五郎さんの現在の消息について、ネット上で論じ合っている。北村五郎さんは、健在でれあれば現在61歳。ある者は、「北村五郎さんは生活保護を受給している」と言う。ある者は、「北村五郎さんは現在も親の資産で豪華に暮らしている」と言う。一体どれが真実なのか分からない。また、この番組の動画を現在見られない状態にある。これと似たケースに「東京ガード下酔いどれ人生」と言う同じく「ひきこもり」についての「名ドキュメンタリー」の動画が見られない。「東京ガード下酔いどれ人生」は、飲んだくれの「50歳近いアル中でひきこもりの息子」。そのだめ息子を愛している母親。そしてこの親子を見守る小林さんという3人が織りなす「東京下町の温かい人情模様」に迫ったものである。以前、私は「このブログ」で「東京ガード下酔いどれ人生」について書いた。その際に、何回も「コメント」をしてくる方がいた。その方は、息子を愛する年老いた母親の気持ちが全く分からないのだ。「アル中の50歳のひきこもり」は、子供の時に「いじめ」られて、「対人恐怖症」になった。その後、仕事を転々とするが上手く行かず。次第に「酒」に溺れていくようになった。「東京ガード下酔いどれ人生」がせつないのは、「アル中でひきこもりの50歳の息子」が意を決して「働こう」とした折に、死んでしまうことだ。この母と息子は「非情な社会、理不尽な社会」の犠牲者であると私には思えてならないのだ。北村五郎さんは、親が金持ちで、豪邸で孤独な時間を過ごす。松崎ナオの熱烈なファンと言うのが印象的であった。松崎ナオと言えば「ドキュメント72時間」の主題歌で有名になったがそれまで売れていなかった。2000年頃に松崎ナオを聞いている北村五郎さんの「感受性」は素晴らしいものである。北村五郎さんを取材した番組のスタッフは、後追い報道するべきだと私は思う。メディアに露出された「高齢のひきこもり」のありのままの姿を伝える意味でも。